これはまぁ……
ドニー・イェン氏が好きだから鑑賞したが、それを込みで評価しても厳しい。何やら本国でも不評で、監督がその責任を全部ドニー氏に擦り付けたがために訴訟騒ぎになったとは……。
前作があることを知らずに借りたが、丁寧な説明があったからそれはよかったんよ。
でと、肝心の脚本が……小学校のお遊戯レベルというか。
時間遡行やループを題材にしてるのに、全くその強みが生かされていない。未来がどうなるかを知っていても、陰謀を打破する力がなかったら何にもならない、といういい例に思った。
加えてアクションスターとしてドニー・イェンや、倉田保昭氏まで引っ張りだしたのに活かしきれていない微妙なアクション。
残念ながら贔屓目に見ても褒めることはできなかった。