■神は存在する、彼女の名はペトルーニャ
原題の直訳が実は映画の内容全てを象徴しているのだが、終盤タイトルの意味が分かった瞬間のパンチが強烈で、自分が持っていた認識の限界に楔が打ちつけられ、更にその外…
職も恋人も無い女性が、あるモノを手にしたことで騒動になる話。
多分主人公は自信と劣等感の狭間で苦しんでたんだと思う、だから手にしたモノを離そうとしなかった。
北マケドニアという何処にあるかも知らない…
腐った伝統の中で、聡明さ、自分を律しようとする冷静さ、母を抱きしめられる強さ、ユーモア、自分には価値があると思えること、それらを兼ね備えた人間として存在していることがまさに神的
"神様が女だったら…
シリアスな作品として作ることもできる内容だが、登場人物も部屋もみんな少しずつ変で笑える場面がいっぱいあった。そのため楽しくてポジティブな気持ちになれる。子ども部屋おばさんみたいだった主人公の賢さと性…
>>続きを読む幸運を授ける祭事が女人禁制である宗教的慣習の理不尽さを題材に、女性差別の世を痛烈に批判するシリアスなドラマへと展開。本音を吐き付ける男達の何とも横暴な姿よ。心地よい着地、私情諸共に食い付き離さぬ女…
>>続きを読む今年観た映画でいちばん元気もらえた。失礼なセクハラ面接を甘んじて受けていたペトルーニャが、だんだん自分の主張をするようになって、警察での不当なはずの取り調べに異義を訴えていく姿が印象的で。やりとりが…
>>続きを読む北マケドニアの小さな街。
大卒だが職歴なし彼氏もいねぇ32歳肉団子系女子ペトルーニャ。
ある日母のツテで面接を受けることに。
「綺麗な格好してね!あと25歳って言ってね!」→友人にワンピを借り面接へ…
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