このレビューはネタバレを含みます
脚本、音響、編集、素晴らしい
エロイーズ側の答えは結局示されなかった終盤の質問、「描く⇔描かれる」という一方通行のように見える状態によって覆い隠されていた、「見る⇔見られる」に必ず存在する双方向性…
東京国際映画祭にて観賞。
どのシーンも美しく絵画を観ているような映画。海の青さがとても綺麗で、登場人物のルックスが整いすぎていた。
全体的に静かで、ほとんどBGMは流れていなかったと思うのですが…
"あなたが私を見ている時、私は何を?"
"あなたを知ったから"
"私も変わりました"
今年最高傑作!!!
(Filmarksの 'マイベストムービー' 欄が久々に更新されました)
2回目も最高…
映像の情報量が盛りだくさんな作品でした。まるで一つ一つのシーンが絵画作品のような出来映えでした。ちゃんと味わうためにも公開したらまた観に行きます。
まず、撮影の素晴らしさは特筆すべきでしょう。先にも…
とても美しいビアン映画。女性が一人前に扱われなかった時代の女性画家と貴族の箱入り娘の恋。タイトルが燃える女性だから、最悪の事態も含めて気になってしまうと思う。
描くことが理解することでもあり、愛でも…
写真が発明される前、貴族たちは画家に筆を委ね自分の姿を後世に残した- 肖像画を描く、描かれるの関係性を通して生まれた確かな愛情、二人の視線から溢れ出る感情の波。ラストのエロイーズの表情が忘れられない…
>>続きを読む(c) Lilies Films.