未公開作品が多いヴァルダの作品の中で、何度かその地名が語られていたノワールムーティエ。最近その地名をどこかで聞いたな…と思ったら洋上風力発電事業のニュースで出てきたのだ。(某議員の事件もありで)
…
大好きなサンドリーヌ・ボネールに大好きなアニエスが「撮影中わたしはあなたに冷たかったよね」って苦笑するから目頭が熱くなってしまった。(字幕の都合かもしれないけど)冷たかった理由もわからないままのただ…
>>続きを読む“ひらめき”
映画を作る理由
何の巡り合わせで映画を作ることになったのか
“創造”
どんな手段や構造で映画を作るか
1人か複数か、カラーか白黒か
“共有”
独り占めしない
人に見せるために作る
『…
アニエス・ヴァルダが自身の映画について解説してくれるセルフドキュメンタリー。才能があって、フェミニストで、人間スケール。私はいつか髪の毛が白くなった頃、ヴァルダと同じ髪型と髪色にしたい。
クリスチャ…
遺作でちゃーんと自身の全てを盛り込むアニエス。時代の空気とツールを乗りこなし、全身全霊アーティストな感性の鬼。そして猫おばさん的ファニーさとパンクスピリットを併せ持つバランス感覚。あんな風に自由にお…
>>続きを読むアニエス・ヴァルダ遺作にして、充実したセルフ・ポートレート作品となっている。やる事なす事が無形文化遺産そのものって感じ。観てないのもちょいちょいあるけれども、『ひらめき』『創造』『共有』のもとに生み…
>>続きを読むめちゃくちゃ良かった。
ヴァルダの映画はかなり見ていて、すごく良いのもあればつまらないのもある。でもどの作品を創っている時のヴァルダも好きだった。
中盤のヴァルダの写真作品もあまりに良いし、後半のア…
アニエスお婆ちゃん、愉快すぎる視点が楽しい人。彼女のご近所さんになりたい。彼女の目で世界を見てみたい。自分の映画の中に自分しかわからないカラクリを潜ませるの、浪漫があるなあ。
作品を独り占めしない…
(c) cine tamaris 2018 (c) 2019 Cine Tamaris – Arte France – HBB26 – Scarlett Production – MK2 films