このレビューはネタバレを含みます
通勤鑑賞455作目。
クリスマスの日の通勤に本作をチョイスしたのは、WOWOWさんがもうすぐ観れなくなりますよーって言ってきたので、急いで観なければ!と思ったからなのだ。貧乏根性だ。
で、だ。
…
・「助役だとはっきり言え!」の言い方がよかった
・通夜の口論みたいなシーン
1952年の映画なのに、組織の中に居たときってこういう感じだよなあ、と
70年過ぎても殆ど何も変わってないんだな、と個…
『生きる LIVING』を先に見まして
元のこちらも観ねば、と。
主役の渡邊は無為に生ききた、という設定だけど
まったくそんなことないじゃんね。
妻を早くに亡くし、幼い息子を男手1人で育てて、勤…
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余命系の映画で死ぬシーンや死ぬまでの過程をばっさりと切って、急に葬式のシーンになるのが斬新で驚いた。
これから頑張ろうと言っていたのに、結局いつも通り仕事をしていてそういうところは現実的だなと思った…
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ラストシーンについて言及する。
お通夜で市民課のみんなが課長はすごいと、こうあるべきだと話し合いを進めていたのにも関わらず、それは叶わない。一時的にやる気になることは多いけどそのモチベーションを持ち…
レストランでの誕生日パーティーの演出がとにかく秀逸
あの階段シーンには鳥肌立った
そして後半の葬儀のグダグタ感に滲む強烈な皮肉
これぞ黒澤、という感じ
志村喬の瞬きしない演技は狂気を感じさせるほどの…
ただすばらしい
いつの時代でも色褪せない普遍性のある映画と思えた
渡辺と対照的のような生き生きとした生命力の溢れる小田切みきの演技がよかった
バースデーソングが歌われるシーンは、渡辺が自分のすべ…
ガンの余命を受けて初めて、生きることを知る物語。
静かな語り口ながら、生きる目的を得た瞬間にハッピーバースデーが流れるシーンや、完成した公園のブランコで満足するシーンなど、シーンの力強さが黒澤明節を…