ノムラ

劇場のノムラのレビュー・感想・評価

劇場(2020年製作の映画)
4.4
ピース又吉の小説を映画化した作品。アマプラと映画館同時上映と面白い事をしていたのが気になって視聴。
愚かな選択も生き方も劇場であれば喜劇になる。人生は劇場であり、喜劇である。自分はボロ泣きしたしめちゃくちゃ出来がいい映画だと思ったけど、一緒に見た友達はこんな女いないし2人とも見ててイライラしたと言っていた。彼女がムカついた場面は、ほとんど私が良かったと思った場面だった。そんな人を選ぶ映画である。
「どうしようないところまできて、幸せな過去の貯金を切り崩しながら現状維持するのがその場の最適解」という状況になった人や捻くれ者には響く映画なのかもしれない。
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