あすみ

河の恋人のあすみのレビュー・感想・評価

河の恋人(2006年製作の映画)
3.6
音がずしんとくる。不協和音のメロディーが不安を煽る。
主人公含む演劇部は開演の5時間前に集まってそこからの時間の過ごす。
もちろん映画は2時間とかなんだけれど、私もその5時間をずっと観ていたような感覚になった。
過去と現在のシーンが重なって、「変わらないもの」「変わるもの」への執着の話だと思った。

すごく野暮なことをひとついうと、「公私混同をする若さ」なんて思って、入り込めなかった部分がある。体験して自分のものになる映画ではなく、観る映画。
あすみ

あすみ