このレビューはネタバレを含みます
期待してた分ちょっとうーんな感じ。がっかり。
ホラーゲームが原作らしいと聞いていた。公開当時話題になっていたので見てみた。
恐怖とは、未知のものへの恐怖が普通だが、これはクリーチャーの正体がわかってるので怖くはないが、それでも、その圧政の象徴としては恐怖を感じるな、という面白い体験。
もう少し学内や家庭内での緊張感が欲しかった。
あと教師と教え子の恋愛には反対なので、ダメだろの気持ちがずっと強い。男女じゃなくて同性同士だったら良かったのになあ。
密告者は誰?というミステリー要素を出したいならもう少しミスリードのようなワクワクが欲しかった。
母親が父親を密告するところは面白かった。
生き延びた男の子が今どうしてるのかわからないのが残念。最後は慰霊ということなんだろうか。個人よりもやっぱ社会的なメッセージがもうちょっと欲しかったかなあって感じ。男の子が社会に向けてなにかメッセージを送るシーンがあれば良かった。政治家になったとか。
良い映画だと思うけど、自分には物足りなかった。