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返校 言葉が消えた日の先生のネタバレレビュー・内容・結末

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

期待してた分ちょっとうーんな感じ。がっかり。

ホラーゲームが原作らしいと聞いていた。公開当時話題になっていたので見てみた。

恐怖とは、未知のものへの恐怖が普通だが、これはクリーチャーの正体がわかってるので怖くはないが、それでも、その圧政の象徴としては恐怖を感じるな、という面白い体験。
もう少し学内や家庭内での緊張感が欲しかった。

あと教師と教え子の恋愛には反対なので、ダメだろの気持ちがずっと強い。男女じゃなくて同性同士だったら良かったのになあ。

密告者は誰?というミステリー要素を出したいならもう少しミスリードのようなワクワクが欲しかった。
母親が父親を密告するところは面白かった。

生き延びた男の子が今どうしてるのかわからないのが残念。最後は慰霊ということなんだろうか。個人よりもやっぱ社会的なメッセージがもうちょっと欲しかったかなあって感じ。男の子が社会に向けてなにかメッセージを送るシーンがあれば良かった。政治家になったとか。

良い映画だと思うけど、自分には物足りなかった。
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