真実 特別編集版のネタバレレビュー・内容・結末

おもしろいな。人物設定や家族関係の機微は是枝節全開なのに、背景にある景色やヨーロッパの建築様式だとまるでいつものフランス映画を見てる気分になる。

この頑固すぎる母親は途中からまるで樹木希林を見てい…

是枝監督だからと思って見たらやっぱり家族の話で、舞台がフランスに変わっただけでテーマはそこまで変わらない。阿部寛と樹木希林がやってたやつのフランス版みたいな感じする。
知られざる過去、みたいな感じで…

仲が悪いと周りは言うけどずっと会話してるし仕事場来るしでそこまで仲悪い印象無かった。
ファビエンヌが小型犬好きなのはデヴィ夫人、泉ピン子、細木数子と共通したものを感じる。実際のドヌーブがどうなのかは…

• #2020UR

〇初回公開版を鑑賞し、是枝裕和監督著の「こんな雨の日に」を読んだ後に特別編集版を鑑賞。

〇1本の映画のことを監督が書いた本で読んだことが初めてだったが、これは良い体験だった。是枝監督の普段の語り口…

• #映画館
• #塚口サンサン劇場

通常版は未視聴。

どこまでが真実でどこまでが嘘か判然としない脚本に「真実」とタイトルをつけるのはフランス映画らしい皮肉だ。
同時に、家族というものを温かい皮膜で包んで描きながら、内包される呪いのよ…