このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい。
やはり昔の映画人は、文明が進歩し、道徳が広がることを信じていたのが伝わってくる。
サイレント映画は、鑑賞者の「読み」こそが全てなので、より心の深いところに感動が起こる。
終盤は任…
これが100年以上前の作品だとは到底思えない。ギャング映画として、『ゴッドファーザー』シリーズ同等の哀愁がある。てか、コッポラは参考にしたのでは?終盤のショットが神がかっているのもそうなのだが、前半…
>>続きを読む1927年の『暗黒街』以前に撮られたギャング映画、とはいえ内容はギャングだった主人公がある女性との出会いを機に更正する物語で悪漢的な要素は薄い。それでも禁酒法以前のギャングの生態の描写は貴重だし、彼…
>>続きを読む船の慰問会とか終盤の警官隊のカチコミとか群衆をパワフルに動かしてくるのは流石ウォルシュ。
ウィラム・シアーに撃たれ倒れたアンナ・Q・ニルソンの美しさが只事ではない。いつも階段に座っている黒装束の女は…
途中頭回っていない中で見たのでなんとも言い難い。
親を早くに亡くしギャングへと非行に身を落とした青年オウェンが、
あることを境に改善するまさしく復活の話ではあるのだけど、一方でギャングとしての過去は…
ラオール・ウォルシュ監督作品。
オーウェンは10歳で親を亡くし、ギャングとなるが、富裕層の娘マリーと出会い・・・という話。
サイレント映画らしく、ロングショットで人がいっぱいいるシーンが良かった。…