Donguri5656

太陽がいっぱいのDonguri5656のネタバレレビュー・内容・結末

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロケが美しい。
色使いも美しい。
そして、アラン・ドロンの破滅へ
向かう姿が美しい。

こりゃ〜、全編、

“また見つかった、
 何が、
空が、海が、太陽が”

と言いたくなる気分。

リプリー君としては、
緻密で計画的に見えながら、
けっこう場当たり的で、
すきだらけにも見え、

とっとと逃げるように
アドバイスしたくなる、

というサスペンス。

昔、ゴールデン洋画劇場で
見た気がするけど、
ラストしか記憶なかった。

この映画内情報だけで、
リプリーとフィリップの関係性を
見抜いた淀川さんは
さすがの慧眼と感じた。

私にゃ、前半は、むしろ、貧乏人の
耐乏生活にしか見えんかった。

ラストの満足気な表情が切ないね。
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