日本は超格差社会で私のような上の人間じゃない者はそれを知らされてなくて、お金持ちの人間はお金持ちの人間としか付き合わないから、お金持ちじゃない人間や田舎の人間はお金持ちの社会を知らないのですね、悲しい。上の人間は下に来て楽しむことができるけど、下から来た人間を迎え入れることはないのですね。
幸太郎がリアルにいる男の人だった。本人に悪気はなく女性を使い分ける行動をとっていて、決して悪いやつではないのだけど、嫌いにはなれないけど、絶対距離置いたほうがいいよなってかんじの男の人でした。そういうふうに育てられたんだよっていういセリフが印象的です。
個人的に最高だったのは静かな映画だったから邦画あるあるの背景の音がうるさすぎて登場人物のセリフが聞こえないことが一度もなかったこと。怒のセリフも聞き取りやすくて映画に集中できてよかった。こんな邦画初めてかもしれない。
