主人公の華子(門脇麦)が都心の老舗ホテル内にある懐石料理店で家族と共に大晦日を過ごすシーンや、名門大学の内部生と外部生との隔たり、雛祭りに娘たちがお揃いの着物を着てお昼に店屋物の鰻重を食べる場面、大…
>>続きを読む良い邦画に出会った。
松濤なんて地名すら知らなかった私にとって、そこに住む一族の暮らしはその辺のファンタジーよりよっぽどファンタジー。
それに対して水原希子演じる美紀の暮らしは共感の嵐。家帰ったら秒…
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入り込みすぎてしんどかった。
でも、賞に選ばれる理由は痛い程に解った。
・第一章
27歳の主人公が今後の生涯を共にする相手を探す物語、同年代ということもあり、慣れるまではかなり責め立てられている気…
このレビューはネタバレを含みます
映像や音楽、俳優の目配せ。演出の情報量で世界観が飽和状態。
自転車とタクシー。
フルトン傘と普通のビニ傘。
雨。
階級、差別、分断。どちらか一方を断罪するのではなく、それぞれの不自由さを認めた上での…
何度も見てしまう映画。
小説を読んでからみるとまた奥が深い、
なんか煮え切らないわたしの気持ちにヒントをくれるみたい
門脇麦さんのあの上品さが滲み出ててる。
すごいなって。
良家ってこんな感じな…
素晴らしい映画。
良くこんな難しいテーマを調和出来たな〜。と感心します。
監督と俳優さんの信頼関係を感じる…気がする…。
水原希子さんは本当に素敵な女優さんだと思う。あんなにお綺麗なのにすれた感じが…
小説は以前に読んでいたのでストーリーは把握済みだったのだけど、映画もすごくよかった!
小説の雰囲気を壊さずしっかり映像化されていたなと思った。
華子も美紀もそれぞれ違う悩みがあって、相容れないもの…
ぴったりの人
鬱々としていたけれど、どんどん自分を抱きしめたくなる時間だった。東京の「養分」の端くれながら。
カジュアルにしていても上品で、所作や言葉尻の穏やかさ余裕がにじみ出る人に憧れる。そんな…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会