海の上のピアニスト ４Kデジタル修復版の犬のかたちのレビュー・感想・評価

良すぎた。あまりにも。

1900、彼は音楽そのものだった。

どんな曲にもどんな人生にも終わりがあるけれど、曲と違って人生には譜面なんてない。
けれど自分の情熱の赴くまま生きて、自分の意思を貫き通して生を全うした1900はどこまでも無垢で美しかった。
どのシーンも忘れられない。

見たあとの感情に見合う言葉が見つからないけど、目と耳で充分この作品を味わえたからそれでいいのかなと思う。

自分の大好きだった人、また会いたい人に久しぶりに連絡をしてみようかなと思える。

完全版もいつか見たい。