睡魔子

セブンの睡魔子のネタバレレビュー・内容・結末

セブン(1995年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

犯人は資金力のある人間だったにも関わらず、なぜ図書館で本を借りていたんだろう? 書店では読みたい本が買えなかったんだろうか?あちらの書店は品揃えに問題があるのだろうか?

犯人が書店で本を購入していたら、名前や部屋までバレることはなかったはず。7つの大罪をアピールする連続殺人を犯しているのだから、それに関する本の入手経路はもっと巧妙に隠していないと、「警察の上を行く頭のいい犯人像」が、ぶれるような?

最終的に自分を捕まえさせるために、あえて痕跡を残したのかも、全ては犯人の計画どおりなのかもと考えたりしたけど、自室が見つかった時には必死に逃げてたし、その後「予定が変わった」と言って自ら電話してきてるし、それなら当初の計画では自分やミルズが死ぬ筋書きではなかったんじゃないかと…。

スリリングで秀逸な作品だったと思うけど、私は元書店員なので、そのあたりが気になって、ストーリーに入り込めない部分がありました。
睡魔子

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