クリーム

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのクリームのレビュー・感想・評価

3.6
思った程、ミュージカルが気にならなかったです。美しいティミーのお陰で眠くなりませんでした♡
内容は、退屈せずに観れるけど、かなりファンタジー。ヒュー·グラントのウンパルンパが、絶妙に可愛かったです。特にあの踊りは癖になる。世界観が美しかったけど、もう少しダーク寄りが好みでした。普通に楽しめる作品ではあります。

ウォンカは、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開く為、チョコで有名なグルメ·ガレリアにやって来ます。案内された宿で騙され、借金を背負い働かされます。しかし、同じ様に騙された面々とチョコを売って借金を返済しようと計画するのですが…。



ネタバレ↓



ヌードルと言う少女が、洗濯物と一緒にウォンカを外に連れ出し、チョコを売ると瞬く間に売れて、チョコレート組合いの3人はウォンカを潰す為、警察署長を買収します。
また、 ウォンカのチョコはしばしば盗まれます。犯人はウンパルンパ。彼は以前ウォンカが盗んだカカオ豆のせいで国から追放された見張り番でした。 ウォンカのチョコを盗んでカカオ豆の代償にしていました。
ウォンカのチョコは成功し、店をオープン。しかし、チョコを食べた人達がカラフルな毛むくじゃらになり、大混乱。火災が起き、店は焼けてしまいます。
チョコレート組合とウォンカは、ミセス·スクラビットの宿で働く皆を解放する代わりにウォンカが街から出て行き二度とチョコは作らない取引をします。
仲間達は解放されますが、ヌードルだけは解放されず閉じこめられました。
ウォンカが乗せられた船が爆発し、危機一髪抜け出した彼は街に戻り、仲間と共にヌードルを救出し、チョコレート組合の裏帳簿を入手しようと奮闘しますが、ヌードルと共にチョコレートのタンクに閉じ込められ、流し込まれたチョコで溺死寸前の所をウンパルンパに助けられます。ウォンカ達は裏帳簿を警察に提出し、ウォンカのチョコを食べた3人組は宙に浮き上がり降りられません。
店での毛むくじゃら騒動はミセス·スクラビット達の毒混入と判明し彼等は逮捕されました。また、ヌードルはチョコレート組合の1人スラグワースの家の出身で、彼が財産を得る為にヌードルの父を陥れた事が判明。彼女は生きていた母と無事、再会出来ました。
ウォンカは仲間達と勝利を分かち合い、古い城に魔法をかけ、新しいチョコレート工場を開設し、味見部門にはウンパルンパに協力をお願いするのでした。

「チャリチョコ」の前日譚で、工事が出来るまでとウンパルンパとの関係性が解るのは楽しかったです。ティミーの美しさと魅力を堪能する作品だと思います。神父のMr.ビーンやミセス·クラビッツのオリヴィア·コールマンは、安定の面白さでした。GODIVAが食べたくなりました。
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