ちびねこ

愛がこわれるときのちびねこのレビュー・感想・評価

愛がこわれるとき(1990年製作の映画)
3.5
リピートもの。
当時、1番好きなハリウッド女優がジュリア・ロバーツでした。
異常なほどの神経質で嫉妬深く自分の思い通りにならなければ妻を殴る、そんなサイコパス的DV夫から逃げる為にある計画を立てる妻。
遠い町で名前まで変えて生きて行こうと決心します。
だーけーどー。
その計画が甘い!
週に3回のスイミングスクールであんな嵐の中、本当に泳げるようになるのかな?
そこはクリア出来たとしても、何故にまた家に戻って荷物を取りに行くの?
濡れた床とか適当に拭いて絶対にバレるって。
挙句の果てに髪の毛を切ったり、あんなショボい洗面所なんて絶対に詰まるって。
指輪は流れるまでちゃんと見ておかないと。
DV夫はこういう所がカチンと来てたはず。
もちろん着ているドレスが気に入らないからって殴る夫が悪いんだけど。

新しい土地に行ったら行ったで、すぐに隣に住んでる男と仲良くなるのも凄い。
あんなに酷い夫からやっとの思いで逃げ出したのに、少しは男に対して恐怖心や警戒心を持たないと。
夫が大金を積んで探偵を雇い妻の居場所を突き止めるのも、最初から理解の範疇だったはずなのに。
もー、何か韓国映画みたいに思えて来ました。
でも何回か観ているにも関わらず、びっくりする所はやっぱりびっくりしてしまいました。
ダラダラとしていないので、サクッと観れる作品です。
ちびねこ

ちびねこ