この映画を初めて見た時の衝撃は、今だによく覚えている。
コーエン兄弟は、「ミラーズ・クロッシング」からのお気に入りで、以来ずっと追いかけてきたが、それでもこの映画は見終わった後しばらく立ち上がる事…
あの追っかけてくる殺し屋のキャラ、いい。セリフ聞いてるうちにどんどんけむに巻かれるというか、洗脳されてる感じ。
まさにサスペンス。アクション要素より、サスペンス要素が良かった。
オチは、解説聞かない…
コーエン兄弟の傑作。常に緊迫感が漂っていて、とにかくハラハラする。映画的な、サスペンスが至る所に散りばめられていて、ラストまで全く飽きさせない。芸術的な静謐さ、美しさを兼ね備えながらも、途方もないエ…
>>続きを読むとある存在の概念、アントンシガーを見るために試聴
ガソスタのシーンは一見普通に会話してるように見えて意図も説明も受け答えも何一つ交差しなくて、人間のふりした別物なのではないかというほどの話の通じなさ…
世の中の不条理に(それはもしかすると無自覚に自らが招いたものであったとしても)、ぐっと唇をかみしめなければならない日があったとしたら。
コーエン兄弟ならではの一周回る屈折を経ながらも、ストレートな…
終盤まで延々続く追走劇は、コーエン作品史上最恐と言ってもいい。とにかくずっと緊張して手に汗を握り放しだった。そして、死ぬほど怖いにも関わらず、ふとした瞬間に笑いそうにもなってしまう。まさに恐怖と笑…
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