君だけが知らないの先生のネタバレレビュー・内容・結末

記憶喪失の妻と献身的な夫ということで「リピーテッド」を連想したが、似た感じ。

エレベーターの使い方良いな。女の子と、高校生くらいの少女の姿を見失ったあたりで、これは幻で主人公の過去だなとアタリがついた。

自分の記憶から幻を見てしまい混乱するところが面白い。夫の正体もヒントの出し方が良くて楽しめた。

ただ、ドラマとして、養子関係の兄と妹にしては距離が近すぎてもやる。
結局、妹の後始末を兄がやってるのがなあ。それが申し訳なくて自殺するわけだけど。

兄のほうも恋人がいたり幸せにやってたなら良かったが、それもないし、普通に兄とくっつくのはダメなのか。そういう感情ではなかったのか。家族愛推しなら、その純粋さがもっと欲しかった。

触れあいもそんなに無かったけど、夫としての振るまいに見えて、兄っぽくは感じなかった。早い段階で兄の存在を強めに出して欲しかったのかも。