このレビューはネタバレを含みます
完全ネタバレ厳禁。
テレビシリーズ見てなくても、これから見ても面白いです、なんて絶対言えない。
まず最初にテレビシリーズを見るのが大前提なので、一見さんお断り。
ん〜。映画としては成り立たないけどね。
キャラクターは可愛くても、アニメシリーズを見てなければ愛着は湧かないと思うし、そもそもこれをテレビシリーズでやっても、数話に分ければ出来たと思うんですよね。
要するに、劇場版でやらなくても…って思っちゃう。
で、風太郎が決心をしてからが、とにかく長い。
クライマックスに持ってきてもいい展開なのに、あれ、まだ終わらないの？って思っちゃった。
原作もあれだけ長いんですかね。
とすると、テレビシリーズでやったら、ダラダラ長く続くようになっちゃうのか。
映画にしなくても、とは思うけど、テレビシリーズにしたら、ダレるかな。
複雑だ…
なので、スコアはちょっと点けづらいからノンスコアで。
綺麗には落とし込めていたかな。
一番自分を肯定できていなかった彼女が、前を向くまでに必要な時間だったんですね。
考えてみれば、一番最初に風太郎と出会った時、何故一人だったか。
彼女の性格を知れば、それも納得できます。
そして、今の彼女が出来上がるまで。
プレッシャーもあったり、姉妹との軋轢もあったり、およそ今の彼女からは想像できない道のりがありました。
自分には何もない、そんな過去に捉われていた彼女がようやく前に踏み出せたのは、風太郎と姉妹がいたから。
良かったと思います🥲
この劇場版で、ニ乃がようやく好きになれた気がします。
それから、五月。
彼女のポジションは今までどうしても掴みきれなかったけれど、姉妹の中で唯一、風太郎を恋愛感情ではなく、人間として、教師として、理想の人としてみるようになったんですね。
にしても、三玖のキスシーンの破壊力よ。
ガッツリ奪いにいってたもんね。
我慢出来なかったんだね…
もう、三玖の想いが溢れ過ぎてて、絶妙にエロくて、あのシーンが個人的に一番大好きなシーンでした😚
三玖と四葉の徹夜カラオケも良かった。
あの二人だからこそ成立する空気がありました。
正直、毒にも薬にもなりませんが、推しキャラがいれば楽しめる作品です。
三玖推しで良かったと思える劇場版でした。
五つ子って、めんどくせぇ…🤦♂️
