これまで幾度となく宿命の対決を繰り広げて来た少林寺の僧侶と悪の鬼神"羅刹"。また羅刹の封印が解け混沌が訪れようとしていた。少林拳士の主人公は羅刹に対抗するために阿羅漢を探す旅に出るが…。中国製のファンタジーアクション。
邦題から正統派のカンフーアクションを想像してしまう方もいらっしゃると思いますが、本作はCGをフルに使った幻想的な世界観のファンタジーアクションとなっているので正統派カンフーは期待出来ません。
おそらくはウリである幻想的なCGは良く出来ていて世界観をよく現していました。ヒロインも綺麗で映像に華やかさがありますね。
アクションシーンもVFX頼りのもので「ドラゴンボール」のようなスケールはあるが、好き嫌いがハッキリ分かれるところかなと思います。
物語の中で紆余曲折はあるが主人公の成長と活躍感がちょっと薄い…。
なんか終盤に思い出したように急に強くなる印象で熱くなれません…。
調べると前作があるようなので前作を知っていると違うのかな。本作から観ても繋がりなどついていけない事はないです。
壮大なようで物語は薄いが武侠を下敷きにしたファンタジーアクションとして観れば映像はしっかりしているしまずまずは楽しめた作品でした。
期待した物とは違いましたがラストシーンは面白かったです
まとめの一言
「終わらない戦い」