諸事情により、観る順番が逆になってしまう。しかし、主役たち以外の人の動かし方が凄すぎて刮目。まあ、少し話とキャラクターがハマらないところはある。マキノ師匠は、小堀明男が好きじゃなかったらしいが後発の…
>>続きを読むシリーズ第七作にして、初めて物足りなさを覚えた。物足りないというか、腑に落ちない。長門裕之演じる母のいない若造がお仲に「母ちゃんになってくれ」と言って二人で涙するのがよくわからない。恋の告白のように…
>>続きを読む前作で死んだお蝶の不在が本作の通奏低音になっている。その上で、前半は喜代蔵(長門裕之)の亡き母への想いが重なっていく。喜代蔵とお仲がお互いに泣き合う場面がマキノ節だ。喜代蔵が「次郎長はお父さん、お仲…
>>続きを読むお蝶の百か日が終わるまでは博打も喧嘩もしないと決めた次郎長一家。
いつまでも久六に仇討ちをしないことで、街中では次郎長一家も終わりだなと陰口をたたかれる始末。
そこへ沼津の佐太郎とお徳がやって来て…
出てこないけど、物語の中心にいたのはお蝶であった。耐えて耐えて、耐え抜いて爆発する。前作に続いて、あの野郎をぶちのめすぞ、というテンションがこちら側にも伝わってくる。素晴らしい高揚感でした。余談だけ…
>>続きを読む第六部の兇状旅編が終わり、清水でお正月を過ごす次郎長一家。正月の晴れやかな空気の中お蝶の不在がなんとも悲しい。
全体通して見ればこのようなのんびりした回があっても良いかなと思った。ここまで来ると次…
マキノ雅弘監督による「次郎長三国志」シリーズ第7弾。
前作でお蝶を失った次郎長一家のその後を描いた作品。
まるで「忠臣蔵」のような雰囲気を醸し出している内容と共に、恋心を強く描いている。
お蝶…
まぁ何というか珍作というか。中々乗りづらい展開ばかりで個人的にはこれまでの作品に比べやや消化不良な感じ。丁半のシーンもお仲と喜代蔵のシーンもどう見ていいか分からなかった。そもそも、なぜ四十九日、百が…
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