Donguri5656

最後の決闘裁判のDonguri5656のネタバレレビュー・内容・結末

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

『羅生門』風らしい?以外に
事前情報なしで見始めたので、
なんで、リドスコが、
今どき14世紀の映画を
撮るのかとは思ったよ。

いやぁ〜、第3章に至って、理由は
わかったですよ、女性の自己決定権や、
metooなど、極めて現代的な問題を、
近代以前の不合理な時代を舞台にする
ことで、違和感を際立たせている
感じですかね。

このあたりは、脚本、プロデューサー
でもあるベン・アフレック色かなと思った
りもする。

なんだかかんだで、決闘シーンは、
ハラハラしましたが、
何よりも、変わり身の早い大衆の姿も
考えさせられるのね。

『バリー・リンドン』を思い出させる
膨大なロウソクの揺らぎや、
冷え冷えとした城や屋外の風景は、
なかなか印象深い。
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