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THE FIRST SLAM DUNKのmkのレビュー・感想・評価

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)
3.9
バスケというと、幼い頃のトラウマで嫌悪感があったのだけど、最近、強制的にバスケをやらされる機会があり、その試合中のBGMとして、スラダンを流してる人がいて、、その試合を機にバスケへの嫌悪感も拭われていたので観るしかないと。

凄い映画だった、、!スラムダンクがバスケの話であることを辛うじて知っているレベルの人間が観ても、ストーリーには全然付いていけるし面白い。
この手のストーリーって最後は勝つってわかってるのに、なんでこんなにドキドキするんだろう。本当にスポーツ観戦してるみたいだった。音響もすごいし、これは映画館で観るべき作品。音楽の使い方とか、構成とか全てがマジの"映画"だったので、このクオリティに驚き。やっぱり、邦アニメ映画のクオリティってすげぇよ、、。

あと、立場的には悪役である相手チームに関しても、短尺ではあるが努力とか本気っぷりがわかるシーンが挿入されているおかげで、モブくらいに思っていたのがいつのまにか感情移入してしまったし、初見にも優しい、良い映画だった。

「諦めたら試合終了」の名言がスラムダンクから来てるとは知らなかったのだけど、監督のキャラも好き。スポ根モノに出てくる監督って、ハラスメントまがいなスパルタおじさんというイメージがあって、それがすごく苦手なのだけど、あのポヨポヨと静かに燃える闘志って感じのキャラ造形がめちゃくちゃ良かった。あとは流川がかっけぇ!

メイキング観てみたいなとすごく思った。
NHKの100カメで進撃の巨人のメイキングを観てから、アニメ制作の裏側にすごく興味が湧いている。
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