日本で実際に今起きてるドメスティックな社会問題を描きながら、アイデンティティを巡る普遍的な物語にもなっていて見応えがあった。
自分の人生は自分だけのもの、って言うのは簡単だけど、
そう割り切るには人生にはあまりにもしがらみが多い。
柄本明の場面だけ別の映画か?と思うような質感。
年齢のことを置いておくと、日本でジョーカー演じるならこの人にやってほしい。
最後、ある秘密が明らかになった時の3人の服装の色を見るとつい深読みしてしまう…
そしてもしそれが当たってるとしたら物語のテーマと当てはまって残酷な話だし、
そもそもそう思ってしまうこと自体が…てことなのかな。