うーん。やっと観ました。臨場感あふれる映画。映画を通して、主人公アンヌの視点で12週間を体験できる。1960年代、中絶が違法だったフランス。学位と未来のために、「産まない」選択をするアンヌ。原作はノ…
>>続きを読む堕胎が罪だった時のフランスのお話。
未だにアメリカでは州によっては堕胎を法律として禁じている所もあるので、昔話としては捉えられない重要な話ですし、それこそ生命の定義に関わる問題なので、倫理観やモラ…
このレビューはネタバレを含みます
当時のフランスで映画のような状況に陥った 主人公 のストレスは想像を絶する。原作者のアニー・エルノーがノーベル賞受賞したのも頷ける。個人的な話でありながら、こういう状況にある女性は世界中に 今も山ほ…
>>続きを読む苦しい苦しい辛い辛い辛い痛い痛い痛い痛いだけの映画。何とかしなきゃ、どうにかして何とかしなきゃいけない。でもあのことは言えない、犯罪だから。誰も助けてくれない。そうしてるうちに時間は刻々と流れていく…
>>続きを読む快楽の先にたまたまハプニングに遭遇すると60年代のフランスの女子大学生は、その先の人生をひとまず楽しむために、刑事罰の覚悟をしなければならないとは。友達は離れていくし、男は腰がひけてるし、助けはなく…
>>続きを読む「カルテには何と」
中絶が禁止されていた時代のフランスで、望まない妊娠をした大学生の「流産」への顛末を描いていると言えば、本作の全てを説明しているのだけれど、ひとつひとつのシーンの痛々しさがすごく…
中絶が法的にも倫理的にも禁忌となっていた一昔前のフランス。
予定外の妊娠を翻弄される女性アンヌの行動を、とても丁寧に、かつ生々しく描いた作品。
時代は違えど、中絶に一定の理解を示すようになった現代…
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