怒ってるのは、息子もだけど、マミーもだよ!
ゴジムでおなじみガウちゃんが、なんだかずっと怒ってるよ。
世間に、息子に。
息子、大変なこと多くって貧乏だし腹立つこともあるけど、がんばっていてかわい…
(1) 《家族》にも、多様なあり方がありうる。
(2) 国籍×セクシュアリティのインターセクショナリティについて、考えさせられる作品。《異》として扱われる他者からの眼差しは、青少年期には、鋭く突き…
自分の出生と性的嗜好、母の仕事と再婚、常にコンプレックスと怒りを感じる高校三年生の純悟は、ある日自分の父親を探す旅に出るという青春作品。
社会的マイノリティとして辛い経験をしながら逞しく育ってきた純…
まずタイトルで勝ってる。本質的。シビれる。
火の車の暮らし、フィリピン人の母に怒り、同性愛の偏見にもがきながら生きる、ある青年の物語...。もっと話題になってもいいのに、ってくらい良い映画でした。…
前半はフィリピンルーツの話、後半はゲイの話多め。育つ環境によって感情に表出のしかたは異なるのは承知でも、怒鳴りあう映画や結婚しておめでとうで終わる映画はどうも苦手なのでそこは好かなかった。お母さんの…
>>続きを読むフィリピン人の母を持ち、加えて同性愛者という男子高校生の生きづらさ。
いつも喧嘩ばかりで怒鳴り合うシーンが多いですが、このへこたれない勝気な母ちゃんは元気で頼もしい。
しかし湿っぽくならない明るさ…
映画自体はとてもよかったのだけど、外国人差別問題、国籍?ビザ?のための結婚、フィリピンパブで働く母親を持つハーフの息子としての葛藤やいじめ問題……そこだけにとことんフィーチャーするんでよかったなぁと…
>>続きを読む#世界は僕らに気づかない
差別や偏見、異文化、セクシャルマイノリティなど複雑なバックグラウンドを抱えながら生きる純悟。
ガウさん演じるフィリピン人の母とのひりつく衝突さがリアルで悲しみや寂しさに…
©Soichiro Suizu