りょーた

キリング・オブ・ケネス・チェンバレンのりょーたのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

警察が無実の人間そして不当に1人の
人間を殺した
原因は小さな過ちだった

双極性障害を患うケネス
誤って医療用緊急装置を作動させた
だけなのにここまでの仕打ちは残酷過ぎる
警察官のほとんどが白人
そっからの嫌な予感が的中する
ケネスが部屋から出ないと
分かった瞬間に向ける疑いの目
そして人が変わったように罵声や
差別発言をぶつける
警察官がドアの前に立ってて
ノックしてる部分だけを切る取ると
何処にでもいるような警察官なのに…
アパートの住民はいるけど
やはり警察官の前では皆が無力
最後には死ぬ結末なのは分かってたけど
なにか死なない選択は
なかったのかと色々と考える
ケネスは本当に勇敢でドア1枚を
隔て元軍人という経歴を使って
警察官と真っ向から戦う
でも結局は警察官がドアを破壊する始末
その描写が本当に辛い
警察官のほとんどが白人で
警察官の中で唯一の味方もいるけど
下っ端の存在だから何も出来ない
リアルタイム形式で進行されるから
98分という短さ
ケネスはもっと短かったし
怖かったと思うとなんとも惨いし悲しい
りょーた

りょーた