このレビューはネタバレを含みます
TIFF10本目
なぜかわからないけど、すごくほっこりした気分になれた作品。
売れない中年映画監督が、経年劣化した韓国初の女性監督の作品『女判事』を修復することになり奔走する話。
当時の超男性…
東京国際映画祭2021
ワールドプレミア
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○オマージュの意味を履き違えてみていて、上映後に意味を確認したら一気に全てに説得力が(ᯅ̈ )
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○現実を突きつけてくる息子
一緒に夢を見たいけ…
夢追い人の女性監督主人公
身近な場所で起こる「生と死」
家族との絆が揺らぐ「夢と現実」
一見ノスタルジックな主題でもポップに魅せる主人公たちこそ韓国映画の底力。夢を追い続けるとどこかで微かな光が見…
韓国における現代の現実的な生活・家庭の描写と、主人公(あるいは監督)の映画に対する愛情・哀愁の表現とが相まっていながらも、リアルな演出部分とノスタルジーな演出部分が上手に切り分けられていました。こう…
>>続きを読む女性監督のパイオニアに焦点を当てる事により半世紀以上前の自国の映画史と現代のそれを接続。クォン・ヘヒョもこういう役が板に付いてて安定感抜群だなと。寄生していると半ば自虐してみせる息子のファインプレー…
>>続きを読むイマイチ上手くいかない女性映画監督が韓国初の女性監督の作品再生の仕事を受けるが欠落した部分を見つけたため失われたフイルムを探すことに
主人公の日々のドラマとフイルム捜索によって明らかになる事が同時…
更年期の女性
うまくいかない仕事
家族や姑、近所との関係
被害者ぶらずに
前向きに描かれているのが
好印象だった
夫と息子と暮らす脚本家ジワン
映画の評判は良くなく
脚本を書くのも怖い
頼まれ…
あっという間に中年になってしまった
女性特有の身体の不調やらなんやら
少しずつ忍び寄る老いと死
わたしはどちらかというとそちらに目が行った
現代と昔が交錯しているようでしてない
昔のものは消えていく…
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