TAK

ラーゲリより愛を込めてのTAKのレビュー・感想・評価

ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)
3.3
第2次世界大戦が終結した1945年。シベリアの強制収容所では、ソ連軍の捕虜となった山本幡男(二宮和也)ら多くの日本軍兵士たちが収容されていた。わずかな食料しか与えられず、零下40度という過酷な状況下で重労働を強いられる彼らに、山本は「生きる希望を捨ててはいけません。帰国の日は必ずやって来ます」と訴え続ける。山本の信念と仲間を思う行動に勇気づけられる捕虜たち。8年後、山本のもとへ妻からのはがきが届き、帰国の日は近いと感じる山本だったが、その体は病にむしばまれていた。
というお話し。

終戦後、何年も経過していたのに、不当な抑留と強制労働。
国交がないという無力さ。
そんなこと、当人や家族たちに理由として成り立つのか。
ココロを最後まで折れなかった山本さんの生き様、凄かったな。
最後の遺書のシーンはぐっときました。
TAK

TAK