「迫力」とはこういうことを言うんだろうなと思った。どっしりとした世界観があり、それを描くだけのCGというかVFXの技術がある。素晴らしいことだなと。
『M:I:P』の新作の時も思ったけど、レベッカ・ファーガソンがうちの母さんに少し似ているのでポールへの感情移入が凄まじかった。そういえば「あなたはこうするべき」みたいな感性で物を言われたこともあったな…とか思っていた。ポールほどの責任感はなかったけど。
ティモシー・シャラメの本来持つべらぼうな色気は砂が目に入って確認しづらかったな。砂が目に入ってくれたおかげでサンドワームのキショさも直視せずに済んだのはありがたかった。
私は話の全体像を知らないので、おお!まだ行く?まだ行くのか?と思って見てた。皇帝を降す流れだったけど今作で実際にそこまで行くと思ってなかったから話の流暢性に感動した。誰が戦場にいて誰がいないという理由づけが綺麗で戦いに見応えがあった。2作目で砂漠脱出編まで描かれるのは『メイズランナー』と同じ構成じゃんとか余計なこと思ったり。
恋人まで犠牲にして振り翳した復讐の刃の仕舞いどころはどこなのか。3作目もとても気になる。