ヤムチャンさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ヤムチャン

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鋼の錬金術師(2017年製作の映画)

1.6

喪失と再生成の物語かなと思って観たら、なんてことはない、街並みと登場人物たち、世界観の作り込みが甘く違和感があるし、色々盛り込まれ過ぎていて観るに堪えれなかった。

バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり/悪夢の逃避行(2018年製作の映画)

2.6

深夜のサタシネ。
好奇心旺盛な小悪党が変態ボンボンオヤジと頭脳戦。結果、大騒動になったけどお互い、簡単に入れたからといって空き巣はダメだよ。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.1

シリーズを通して、実はニッキーはずっとボーンの後方支援をしていた事実。
前作で完結していたものの、数年後の設定で物語を引っ張ってきたため惰性感が強め。初期の曖昧な記憶の中、アイデンティティを求めるもの
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ボーン・レガシー(2012年製作の映画)

3.0

併せて観たけど、これはジェイソン・ボーンとは違うスピンオフ。同時期に別の計画が発動していてそちらにスポットを当てたもの。CIAの作戦を複数持ち出して話がややこしいがこれは関連づけしないで単発で観ていい>>続きを読む

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.5

再鑑賞。登場人物もそのまま継続、執拗なまでに命を狙われるボーンの運命や如何に。記憶の断片整理、犯した殺人への罪意識に苛まれる中、組織と個人の対決はエスカレート。さまざまな思惑が交錯しながらも器用に追跡>>続きを読む

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.5

再鑑賞、キレ者のパメラ・ランディ登場。洞察力、推理力が優れテキパキと指示を出していく女ボスにボーンは追い詰められるのか。追われる側から一転、トレッドストーン作戦の真相追求に迫るシリーズの転換作。

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.8

これは再鑑賞ではあるけど、初見時、設定が斬新だった記憶。自分自身のアイデンティティがないままストーリーが進んでいくので、徐々にジェイソン・ボーンが何者か分かってくるカラクリが最後まで目が離せなくなる。>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

3.5

裁判の難しさが何処に在るのかがよくわかる。法のもとに男女平等がテーマではあるが、憲法〜法律〜実生活に行き着く先を判例を用いて、どの地点で恣意的に切り取るかを問われると法的根拠を判断するのは非常に難しい>>続きを読む

リプリー(1999年製作の映画)

3.5

小さな嘘の積み重ねが招いた願望の最終形態だったんだろうけど、非常に後味の悪いトム・リプリー。賢く緻密に嘘を重ねても純粋な友情や愛情は欺けない事実、アメリカ人らしい政治的な金銭的解決、愛憎のもつれ的な視>>続きを読む

アンテベラム(2020年製作の映画)

3.8

ホラー映画と思って観たら違った。
構成を途中から種明かし的にひっくり返すパラドックスにネタバレなしに初見時は楽しめる。「なるほど、そういうことか!」に繋がる体験。人種差別の根は深いと感じる。

ピアッシング(2018年製作の映画)

2.0

欲を満たすことの難しさ。
村上龍らしい世界観を洋画でよく撮ったなと。所謂、自分には共感要素のない狂気な部分。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

2.2

ネオがジョンウィックに見えて仕方がない。最後まで完走したけど、当時のマトリックスの世界観にどうしても戻れなかった。ボットがボトボト落ちてくるのが滑稽にみえた。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

2.0

ヤンキー映画?タイムリープ映画?どっちつかず。キャスト陣は今時っぽくてフックがあるが…。

異端の鳥(2019年製作の映画)

3.6

とある東欧のちょっと古い時代設定ではあるが、なかなかに重たい物語。行く先々で次から次へと降り掛かる受難、全てが悪ではないだけにやり場のない憤りが主人公について回る。否応なく幼少期のトラウマ醸成、人間不>>続きを読む

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

2.8

シンプルなロボットと少年の邂逅。
風変わりだけど協力的なおじさんとシングルマザー、疑心暗鬼な政府捜査官のマンズリーとの対決。いつだって大人は常識というモノサシで世界を見ている。
アメリカ映画なだけに銃
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

2.0

探偵漫画のスケールを超えすぎて何を観させられてるかわからないコナンシリーズ。名推理ではなく、答え合わせアニメにしかみえない。

猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

3.0

古き良きラブコメ。猟奇的なんていう言葉にひっぱられず、素直になれない男女のドタバタ劇を温かく見守ればハッピーエンドになりますね。

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

1.8

超はまともに観てないのでドラゴンボール世代としては若干の違和感を覚えてしまう。不真面目ではないけど、真剣に強さを追い求める姿勢、登場人物みんな尖りが無くなってしまって、緊張感というものが見られない。た>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

2.1

人間の脳を活性化させると…人智を超えてしまうドラッグトリップ。
100%覚醒に近づく度により妄想癖が強くなり、内容もオーバードーズ。電波を操るだけでなくコンピュータと一体化して最後はメモリになるとは。
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ハルク(2003年製作の映画)

2.1

エリック・バナ演じるハルクはハルク誕生のエピソードではあったがもの悲しいストーリー。ハルクって何パターンか種類があったことに今頃気づいた。
アメコミみたいに複数のカット割を所々多用しているところには工
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.9

再鑑賞。贈与の力学的観点からみて、贈与の失敗の物語であった。贈与を広めることは本質的に困難なのだと。一見するといいことが連鎖しているよう見えるが、特定の側からしか良く捉えきれず、とある側面ではクソな世>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.0

芯の強い女性は世論に負けない。男とか女とか関係なく、信念を貫き通す意志の強い人間ドラマをモリーの実話を元にジェシカ・チャスティンが好演。何が才能を開花させるかはわかりませんが。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.2

全然話しが核心に迫らないうちに第一部完って。悔しいけど続きが気になるやつ。
なんでこうなったのか?どういう解決策を模索するのか?
漫画っぽいアクションシーンで血生臭いけどグロくはない。

フライトプラン(2005年製作の映画)

2.2

再鑑賞したのだけれど、大型旅客機に搭乗してからママの勘違いだったのか犯罪に巻き込まれたのか前半、半信半疑で観てしまった。ただ、ちょっとジョディ・フォスターがヒステリックに映っててしんどい。

ベイマックス(2014年製作の映画)

2.2

兄と弟のロボを開発する出発点の違いがせつない。本当のかっこよさとは。。

約束のネバーランド(2020年製作の映画)

1.8

大人と駆け引きする賢い子どもたちって演技するのはむずかしいのか、演者の演技力なのか学芸会の域を抜けないもどかしさ。得体の知れない差し迫る恐怖感がない。
北川景子も良かったが、渡辺直美だけが彼女らしい魅
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

ミュージカル特有のポジティブな展開とラップを用いた歌の高揚感が前向きに物語を推進してくれる。
子どもたちにおとぎ話を聞かせるように始まるところがまた、どこか遠い世界のお話を又聞きしてるようで時間の感覚
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

再開発の波に飲まれた下北の街の中、サブカルっぽいグッとくるロケーション。それぞれのゆるいキャラクターや切り取り方にセンス。時間や年齢の概念に捉われてはダメなんだろうけど、観ていて自分ももう若くはないな>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

1.4

続編ということで観たけど、設定を重視し過ぎて警視庁のずさんさが目につく。
簡単にネットワークは乗っ取られるし、被疑者にハイスペックパソコンを与えるなんて理解出来ない。天才ハッカーをレクター博士的に使い
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.6

B級作品としては演出が凝ってて面白い。スクワッドしてもあっけなく死んでいく様が感慨深い、なんの感情移入もしないけれども。ハーレイのお花畑感強めなシーンも殺戮と相反して観れるのでセンスとバランスも良い。

RONIN(1998年製作の映画)

1.9

なんともお粗末なチームワーク。
誰が何をしたいのか分かりづらいし、集まった連中はどういう関係性かをもう少し説明してほしかった。CIAのデニーロありきか。

スカイ・クロラ The Sky Crawlers(2008年製作の映画)

3.6

一見ずっと続くと錯覚してしまいそうなキルドレの世界線。永続性の中の揺らぎを気づかせる希少性にアニメーションは挑める。ただ、戦争という舞台にはなるが。
空中戦はなかなかの迫力とスピード感。

オブリビオン(2013年製作の映画)

2.8

午後ロー再鑑賞。
クローンであってもコアを形成している人間は同じような行いをするのか。トムがトムクルーズらしく活躍する安定感。
クリーンな近未来観とジャック・ハーパーの作り上げたオアシスの対比が物悲し
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ブラザーズ・グリム(2005年製作の映画)

2.0

色々とグリム童話の逸話が入っているんだけれど、ファンタジー感はあるものの教訓要素が少なく、日本語吹き替え版ではシュールで皮肉な会話が多く見受けられた。

オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

3.6

夢と現実が交錯していくサスペンス。
深い考察をするのも面白い。

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

3.6

午後ローの撮り溜め。
キャメロンディアスのトムへの執着が狂気。
リメイク元ネタと同じ配役のペネロペのオリエンタルな崇高性が夢世界を助長してくれる。最後まで観た時、色々落ちている伏線を拾いながら、バニラ
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