P610さんの映画レビュー・感想・評価

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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

3.2

変なギミックはなく疲労はないが二時間は長い。
ラストのラスト小さな反転はよかった。

EXIT(2019年製作の映画)

3.8

ありとあらゆる要素を入れながらも進行はシンプルでとにかく楽しめる。
脇役の父親も終始息子思いがぶれずにいい演技だった。

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

4.2

水族館ショーで時間を止めてヨナを見る。
救うために別れを告げる。
足を引きずるヨナ。
「思い出だけで生きられる」
最後の一錠と親友
「30年なんてあっという間だ」
30年後また色とりどりの風船を持ち。

ファイティン!(2018年製作の映画)

3.2

単なるパワー全開作品ではない。
家族愛満開の作品だ。

どこまでもピュアで清潔な展開で消化不良はないが印象に残りにくい。

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.8

登場人物や背景がまだ判らないうちからオトリ捜査失敗。
トントン滑り出してヤク中夫婦。
絵作りがうまいしこれほど緊張が持続する作品もそうそうない。
余分な会話や動きを削ぎ落とした筋肉質の映画作品。

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.6

ピアノはずっとそこにあるものというイメージだがこの作中のピアノの数奇な運命を思うと彼から見える人間たちは一体どのような生き物なのだろうか。

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.6

観ているこちらは彼の誠実な行動の全てを見ているからますます辛い。
国家は個人の幸せに興味がないという物語。

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

4.0

情緒に訴えかける親子ものとして見ていたが後方で意外な展開となる。
ヤラレタ!
この二人の母子の情を取り戻す風景を思い返すと本当に寂しい気持ちだけが残る。
かなり強い力で気持ちを持っていかれた。

MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.2

出だしの怪しいセミナーは面白かったがその後は面白みに欠ける。
よく出来た映画なのだろうが退屈だった。

(1954年製作の映画)

4.2

ラストシーンはザンパノをぼろぼろに泣かせジェルソミーナが確かに生きた跡を浮き彫りにする。

ジェルソミーナは買われた立場ゆえ恐々着いて行きながらもザンパノの傍らにいて自分の存在価値を探していた。
あの
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さまよう刃(2014年製作の映画)

3.2

そうか更正するというのはある意味で犯罪そのものを忘れることか。

原作は日本ということだがかの国も同じ矛盾を抱えているのだろう。

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

4.0

一難去ってまた一難。
スケール感がどんどん上がり後半はカオスだが練られた台本でなんとか着いていけた。
政府も狂った姿を露呈する。
日本では絶対撮れないなこの映画。

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

3.2

これでもかのクズ人間寄せ集め。一人くらい普通の人間はいないのか。
いらいらシーンが続いてからの後半の母親の復讐劇の畳み込みは効果的。
このあたりの味付けは韓国映画ならではか。
現実を拒絶し我が子をなお
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パパロッティ(2012年製作の映画)

3.4

ここにも出前の定番ジャージャー麺!

それはともかく。

教師が劇中で羨ましいと言ったが
自分もそう。
若さを羨ましく思った。

沈黙、愛(2017年製作の映画)

3.8

唯一にして最大の苦言。
暗いシーンが多くて結構目が疲れた。
調停シーンまで暗くする必要はある?

法廷シーンの女性弁護士が会長に疑念を持つあたりからの法廷緊迫感描写はかなりいい。
見学人の動揺する背景
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

2.8

ヘボ探偵と子分のおふざけの部分は大袈裟で白ける。
探偵のキャラは他にもっとやりようがなかったか?
妻が脱走を試みるときに大きなうなり声をあげたり最後の最後悪役が急にコント役みたいにバカっぽくなったり不
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真犯人(2019年製作の映画)

3.4

大袈裟なタイトルから旦那に監禁された男はまず対象から除外。
旦那の執念が不気味だが一番遠い位置にある彼が犯人ならむしろ筋は単純か。なんとなく容疑者の妻でした、でまとめるのかとは思ったがこの結末は。。
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ラブ・アゲイン 2度目のプロポーズ(2018年製作の映画)

3.6

いい映画だ。
元奥さん役の演技が可愛らしく可笑しい。
ふんわり明るい笑いがあちこちにちりばめられ画面も美しい。
これ現地の映画館で場内笑い声をバックに観たい。

ザ・キーパー 監禁(2004年製作の映画)

3.2

解りやすい展開。
やや古い「疲れない」映画をたまに観たくなる。

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.0

校長を筆頭に超変態教師だらけの聴力障害児学校。
校長に買われた腰抜け警官。
仕事をする気のない役人ども。
校長を擁護する洗脳教会団体。
出世のため正義を売った検事。
世のクズどもを揃いも揃えてこの悪人
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サイゴン・クチュール(2017年製作の映画)

3.6

オープニングのコダックフィルムのような濃厚な色使いとパンチの効いた音楽にガツンとやられた。
雑いところはあるがずっと付き合って時間が惜しくない。
日本映画が棄ててきた粋や美がここにある。

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

サイコパス殺人犯と執念の刑事の心理戦。
信念を曲げずずるずると降格する主人公が気になって最後まで観たがエンドロールで示される事実に愕然。

シークレット・ミッション(2013年製作の映画)

3.8

滑り出しのユーモラスなトーンからやや雲行きが怪しくなって出血量多めの格闘シーンへ。
エンディングはまた日常のあの街に画面を戻し静かに締める。
二時間と長尺だがそれぞれのパートの時間割が適切だしキャラク
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望み(2020年製作の映画)

-

チマチマ細かいところにこだわるばかりでなかなかテンポよく話が進行しない。
最後にまとめて実はこうだった説明。
ただただつまらない。
芝居もテレビドラマレベル。
当分は邦画は要らないよ。

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.6

寡黙で陰のある主人公が自らを犠牲に悪に立ち向かい弱きを助けるところレオンに似た匂いを感じた。
解りやすい筋の展開と判りやすい悪役の顔。

アンノウン(2011年製作の映画)

3.6

大学教授にして神憑りのカーチェイスのハンドルさばきであったがなるほどそういうことか。
しかしベルリン警察甘いよ。最初から片方を疑ってそれ間違ってるやん。責任者は更迭!

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.2

主役アナウンサーの耳に仕掛けられた爆薬の効果でシチュエーションスリラーの要素もあり目が離せない。
死者が出ても淡々とそれぞれ立場都合の物言いが交錯するのは異様。放送中になぜ他のライバル局からの電話を繋
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過速スキャンダル(2009年製作の映画)

3.8

一つ間違うとしんみりウェットになるところだが明るさを失わず描き切る。
ラストの展開はいくつも大きく捻ってハッピーエンド。
後味もきれいに消える。

追記
韓国はオーディオ流行りだねえ。洒落たオーディオ
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メソッド(2017年製作の映画)

2.6

偏見でなくあくまで個人的趣味の話として言わせてよ。
男同士はきついな。途中退場。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.8

実話をややデフォルメ、また輪郭を濃くして描いた。
しかし韓国映画はどす黒い世界を描くのが本当に巧い。
日本映画にもどうしようもない悪役はいるが容赦ないのは韓国映画。
さて、この作品の反共ボスも安定の悪
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目撃者(2017年製作の映画)

3.0

韓国映画あるある。
勘の悪い登場人物のオンパレード。
主人公男も自分で抱え込んで暗い。傷口は広がるばかり。

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.8

主人公がブルース・リーに似ていてああ彼が生きていたならカンフー映画を卒業したあとこのようなフィルムを撮っていたのかもと思いを巡らせた。

サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

3.6

話がやや複雑なのとカメラワークがややうるさいところはあるが、隅々までフルスイングで作られた説得力がある。
カーチェイスは蒲田行進曲ばりにバックで階段を下る。

金の亡者たち(2018年製作の映画)

3.2

主人公の頼りなさ加減。大金を得てからの身に付いてなさがいい味を出して「放っておけない」感で最後まで観た。
主人公が重い負傷を負いながら電車に乗りフツーの暮らしをフツーに過ごす市民を見ながらほっとしてい
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

シチュエーションスリラー大好き人間にはサイコーのご馳走映画。
高所恐怖不感症の女性が勇敢にリュックをとろうとした辺りから主人公女性に幻影が見え始める。
この辺りのほどよい見せ方、明かし方がくどくなくて
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ラブストーリー(2003年製作の映画)

3.8

二つの時代を平行して二つの物語が進行する。
あえて配役を変えずソン・イェジンが母娘二世代を演じる理由がラストシーンで明らかになる。
映画館で観たい重量感のある作品。

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