Hiroさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

バオ(2018年製作の映画)

4.0

「Bao」
なんて可愛いのに切なくて、ちょっと残酷なショートムービーなんだ。

キャラクターデザインが本当に素敵。発想が天才のそれ。肉まん食べる時思い出しそうだから、当分食べられないな…。

美味しい
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

「RRR」
凄かった。今時、上映時間三時間の映画ってそうそう無いと思うのですが、そんなの気にならなくなるくらいの面白さでした。皆が良いって言う理由も良くわかる。

マジで本当に最初からずっとクライマッ
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最後まで行く(2014年製作の映画)

4.2

「最後まで行く」
す、凄い面白い映画に出会ってしまった…!普段あまりアクション映画を見ないけれど、確かにこれは面白い。こういうのがアクション映画の醍醐味なのかと痛感しました。

本当に最初から最後まで
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なかよくなれたらいいな(2015年製作の映画)

2.5

「なかよくなれたらいいな」
ホラーだと聞いていたので少し拍子抜け。思ってたんと違う!というやつ。

発送、というか設定はあまり観たことない感じで、序盤は「どうなるんだろう…?」とワクワクして見れたけれ
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

「セブン」
名作なのに避けていた作品。「絶対観て!」と言われたので観ましたが、やっぱり面白かった。

まずセットが最高に良いですよね…。殺人現場もすごく作り込まれていて勿論良いんだけど、個人的にはあの
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アイアンマン(2008年製作の映画)

3.5

「アイアンマン」
映画が好きと言っておきながら、マーベル作品何も知らないのは如何なものかと勝手に思い始めたので、今年からはマーベルも見ていきたい所存。

というわけで、記念すべきマーベル作品第一作目は
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.0

「Sleepers」
たった一度の過ちが、その後の人生を変えてしまったら。誰にも言えない痛みを抱えて生きていくしか無いとしたら。

良い映画でした。構成がすごく良い。前半は少年時代、事件が起こるまでを
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ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

3.4

「私がワタシを見つけるまで/How to be single」
ザ・アメリカ!な映画。サクッと見れるし何よりダコタ・ジョンソンが可愛い。もう何も考えたくないわーという夜にぴったり。

恋愛至上主義的な
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.7

「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」
単純に面白かったです。ミステリーという観点から言えば一作目の方が好きだったけれど、映画としては2作目の方が好き。

ミステリーなんだけれど、エンタメ性抜群で凄い
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

「ナイル殺人事件」
意外と可もなく不可もなく、という映画でした。私利私欲渦巻く、という雰囲気ではあったけれど個人的にラストがあんまり腑に落ちず、という感じでした。

複雑な事件ではない分、物語が進むの
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僕の人生に追いつくとき(2022年製作の映画)

3.4

「僕の人生に追いつくとき」
一年は365日。でも、その中の何日を忘れずに流されずに生きていられるだろう。

誕生日を迎えるごとに一年タイムリープしていくという、タイムリープ系の作品ではあるのだけれど、
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.4

「Search」
これは映画に何を求めるかで評価が変わってきそうな作品だなと思いましたが、こんな映画の撮り方も出来るのかと個人的には新鮮な気持ちで見れた作品でした。

行方不明になってしまった娘。手掛
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.8

「きのう何食べた?」
相手を思い遣る。美味しいものを食べていて欲しい、健康でいて欲しい、なるべく笑っていて欲しい、辛い思いはして欲しくない。それはもう、愛以外の何ものでも無いんだな。

素敵な映画でし
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オール・マイ・ライフ(2020年製作の映画)

3.7

「All my life」
27歳という若さでこの世を去った男性と、彼を支えた彼女と周りの人たちの物語。

素敵でした。よくある物語、なんて言われることの多い作品かもしれないけれど、そんな「よくある物
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.2

「レディ・バード」
藻搔いたことも、傷付いたことも、全部自分を愛するための糧にしていく。

素敵な映画でした。シアーシャ・ローナン、「ストーリーオブマイライフ」の時の印象とは打って変わり、今回は攻撃的
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.7

「ビフォアサンセット」
Before sunriseを見ていないので、内容分からないかなとか思っていたけれど、そんなことどうでも良くなるくらいに本当に素敵な映画でした。大好きすぎる〜

若い頃に出会
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

「トップガン:マーヴェリック」
単純に、「映画っていいな」「面白いな」と思う為だけの映画でした。何だろうな。映画館で誰かと見るということの意味をひしひしと感じました。あの空気感、自宅じゃ絶対に味わえな
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.8

「ジョーブラックをよろしく/ Meet Joe Black」

「去り難いな」「それが生だよ」
恋愛映画だと思っていたら、もっと深い、人と愛についての物語でした。

アンソニーホプキンスとブラピの存在
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.7

「すずめの戸締り」
今作、新海監督の集大成なのではないでしょうか。過去作品の中で一番良かった。「君の名は」ほど話題になっていないのが不思議なくらい。

前作、前々作と同様に内容は所謂「ボーイミーツガー
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.1

「スタンド・バイ・ミー」
今年は映画が好きと言っておきながら観てこなかった名作を見るのが密かな目標なのですが、今作はその一作目。

名前が有名すぎて最早見たような気になっていましたが、22歳になってよ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.9

「プーと大人になった僕/Christopher Robin」
「何もしないことが最高の何かにつながるんだよ」

夢や目標に向かってがむしゃらにただ邁進するのも、それも一つの正解かもしれない。だけど、大
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.7

「アバター:ウェイオブウォーター」
MX4D&3Dという映像の暴力でぶん殴られそうな体験をしてきましたが、凄かった…。これは映画館で観なければ凄さが分からない。

周りの人たちがみんな口を揃えて「アバ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

2.8

「ザ・メニュー」
どういうことなんだ…で映画が終わってしまった。結局これはなんだったんだろうか…。

サスペンスやホラー映画で謎や不信感を残したまま終わる作品は結構あって、「バクラウ」とかがまさにそう
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

「ナイブズアウト」
良いですね〜やっぱり、ミステリー大好きだし、特にこういう単純明快だけど面白い作品は何作だって見たい。

正直言って、トリックがすごく難解な訳ではない。けれどもやっぱり最後の方の裏切
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.7

「グッバイ、リチャード!/ The professor 」
死を前にして人は何を思うか。生きることの対岸にあるように思われる死は、実はそうではないのかもしれない。

生と死を扱っている作品ではあるもの
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

「パラサイト/ Parasite」
始まりから終わりまで、全く無駄が無い。万人に受け入れられる様な構成でありながら、きちんと社会的メッセージも込められていて、鑑賞後ずっと「凄すぎる…」しか感想になりま
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.8

「プラダを着た悪魔/The devil wears Prada」
自分が望まない環境に置かれた時、そこでどう頑張るか。自分の夢と、他人との関係と、どう向き合っていくか。
凄くお洒落な映画ではあるんだけ
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睡蓮の人(2003年製作の映画)

3.4

「睡蓮の人」
「ピノキオ」を見てからすっかりストップモーションにハマってしまった。

16分ぐらいのショートアニメなのですが、物語に漂う孤独感、哀愁が堪りません。物語としては、本当に何でもない、ただ妻
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.8

「ギレルモデルトロのピノッキオ/Pinocchio」

「起こるべきことが起こり、誰もが最後にこの世を去る。」
生と死という普遍的なテーマを、ピノキオという観点から描いた作品でしたが、想像以上に温かく
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

「RUN」
お、おもろー!!となった映画。

部類で言うとサイコスリラーなのでしょうが、こういう描き方もあるのかと感心してしまった。オープニングから不穏な空気感満載で凄く良かった。母親の謎がどんどん解
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.1

「Shape of Water」
あなたの姿がなくとも気配を感じる。
あなたの愛が見える。
愛に包まれて 私の心は優しく漂う。

物語としてはありふれた、昔からある寓話のようなものだけれど、途方もなく
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

「ヘレディタリー/Hereditary 」
ホラーというよりファンタジーみたいな、想像していたラストとは180度違くて驚いてしまった。

「ミッドサマー」の監督なので、空気感は似ているけれど、個人的に
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

「沈黙のパレード」
犯した罪が、その当事者によって無かったものにされてしまったら。司法が裁けない罪が、行政が救えない人がいるとしたら。
罪を裁くのは誰で、罪を償うべきなのは誰なのか。

「沈黙」という
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

「パンズ・ラビリンス」
スペイン内戦下を生きるオフェリア。現実と幻想世界の狭間で揺れ動きながら、彼女は幸せな世界を追い求める。

この上なく容赦のないファンタジーでした。これはまた凄い作品を見てしまっ
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.2

「黄桃の味」
自殺を試みようとする男性。彼は街ゆく人々に声を掛け、「良い仕事がある」と誘い、自殺幇助をして貰おうとする。彼の行先にあるものとは。

初イラン映画です。思いがけず凄い作品に巡り合ってしま
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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「シン・エヴァンゲリオン劇場版」
何年も、何年も続いた彼らの旅が終わった事、その終わりを見届ける事ができた事、それだけでもう、胸がいっぱいです。
ありがとうエヴァンゲリオン。

正直細かい所を全て理解
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