Hiroさんの映画レビュー・感想・評価

Hiro

Hiro

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.8

「Constantine」
とにかくコンスタンティンがカッコいい作品でした。

思っていたよりファンタジー要素が強くて、でも面白かったです。正直前半はあんまりハマれないかも?と思ってしまった。ごめんよ
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

「Who am I」
いや〜まんまと騙されてしまった。who am Iってそういうことか。

どんでん返し系のストーリーはあまり好きじゃ無いのですが、今回の作品は意外と楽しめました。4人が居たのは嘘じ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
ゲゲゲの鬼太郎、小さい頃よく見てました。何がどう好きだったのか、あんまり覚えていないけど妖怪とか怪異の話が好きなのは、多分鬼太郎が始まり。

面白かったです。目玉の親父って
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.9

「Missing」
ジューン、デジタルネイティブが過ぎるだろう…!!自分が同じ状況になった時、あそこまで駆使できるかなぁと思ってしまいました、同じZ世代なのに。いまだにタクシー呼ぶのですらまごついてい
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.9

「Nocturnal Animals」
一本で二本分の映画を見たような、そんな気持ちになります。どうやったらこんな作品を思いつくんだ…。

とにかく脚本が凄いとしか言いようがない。エドワードが描く作品
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わたしは最悪。(2021年製作の映画)

4.1

「わたしは最悪。」
なんだこの上質で軽やかで、かつ重みのあるストーリーは。人は結局、ずっと何かを追い求めて苦しくて、だけどその中でも僅かな喜びを感じて生きていくのかもしれない。

もっと理路整然としな
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劇場(2020年製作の映画)

4.2

「劇場」
“最近思うんだ。みんな幸せになれれば良いって。”

凄い作品でした。胸がヒリヒリするよ。永田も、紗希ちゃんも、青山も野原も。確かにそこで生きていました。

この作品、山崎賢人と松岡茉優のため
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.7

「シックス・センス」
“また会えるふりをして。お願いだ”

こんなにも切ないホラー作品は無い。
有名すぎて今まで避けていましたが、名作と呼ばれる所以がよく分かります。何よりコールを演じたハーレイが凄す
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.8

「BLUE GIANT」
赤よりも青く、強く、眩しく。

凄い、凄すぎるこの作品。圧倒的熱量とジャズへの愛に満ち溢れたとんでもない作品だ。ただただ、観てよかった。

ストーリーは至って単純。ただジャズ
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ドーナツもり(2022年製作の映画)

4.1

「ドーナツもり」
“あなたのことが好きですって、最高の褒め言葉じゃないですか。”

凄く好きなテイストの作品。緩やかで、穏やかで、だけど決してだらけているわけでも、怠けている訳でもなくて、各々がそれぞ
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.9

「The dreamers」
この映画が好き、なんて口が裂けても人には勧められそうにないけど、思いがけず良い映画だったことは間違いない。

観る人を選ぶ映画であることは間違いないと思いますが、映画愛に
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

5.0

「The whale」
ずっと観たいと思っていた作品だけど、映画館で観なくて良かった。人前でこんなに泣くことは出来なかったはずだから。

この作品の重みというか、深さというか。肥満男性が娘と最後に心を
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.4

「ソウルメイト」
こんなにも深い愛はない。七月と安生だけにしかない物語もきっとある。

この感情をどう言葉にすれば良いものか。言葉にした途端、陳腐な物語になってしまう気がして、あれも違うこれも違うと、
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雪山の絆(2023年製作の映画)

4.0

「雪山の絆」
今生きていることの不確実性。それをまざまざと見せつけられた様な気がする。

飛行機の墜落シーンは思わず目を背けたくなるほどリアルで、残酷で。でも実際はもっと酷いものだったんだろう。

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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.3

「ミスティック・リバー」
人生は疑いようもなく残酷で、時間が解決してくれる、なんて言葉はまやかしでしかないのかもしれない。人間の心では受け止めきれないものに遭遇してしまった時、人はどうすれば良いんだろ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

4.0

「ファーゴ」
サスペンスなのにどこかおかしくて。でも全ての物事が悪い方へと転がり続ける。なんだかよく分からないけど凄く見入ってしまう映画でした。

名前だけは何度も聞いたことがあって、気になってはいた
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

「運び屋」
いや、イーストウッド監督って本当に何でも出来ちゃう人だな…。歳を重ねてもなお、というか歳を重ねたからこそまた新しい作品が作れるんだろうな。

想像していたものよりずっとキャッチーというか重
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.8

「ナイトメア・アリー」
怪しく、美しく、そして人間の愚かさを見せつけてくる。これぞデルトロ監督、といった作品。私は大好きです。
ピノキオのような希望に満ち溢れた作品も好きですが、今回の様な私利私欲渦巻
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.1

「ブラック・フォン」
ジャンル的に言えばホラーなんだろうけど、ホラーというには怖くなく、かといって面白く無いわけではないなんだか不思議な作品でした。

設定が面白いよなぁと。死者から届く電話とか字面だ
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

4.2

「Nyad」
“全てのものはいつか死ぬのでしょう?それもあまりにも早く。それならば教えて。あなたは何をするつもりなの?一度しかないこの貴重で自由な人生で” メアリー・オリバー

思いがけず泣いてしまっ
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.7

「希望の灯り」
映画に救われたい、そんな人にこそ勧めたい作品。特別なことは何もない、ただ各々の日常が描かれるだけのこの映画が、今の私にとっては希望でした。

スーパーで働く人々を描く。ただそれだけなの
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.2

「線は、僕を描く」
何かに出会って、何かと触れて。それだけで新しく人は生まれ変わっていくし、前に進める。

青春映画なのだけど、静かで、凛としていて良いな〜と思いました。ただちょっと、テンポが早くて、
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

「千と千尋の神隠し」
ずっと大好きでいられる作品があるっていうことは、ある種の救いでもある。

小さな頃から、それこそ千尋よりずっと小さい頃から見続けて、台詞だって展開だって、どうなるか全部分かってる
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灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.4

「灼熱の魂」
この作品を前にして何を言えばいいのだろう。言葉では足りない。足りないのだけど、何かを言わなくては、考えなくてはと思う。でもそれ以上に打ちのめされてしまう。途轍もない作品でした。

母が残
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

「ヴィーガンズ・ハム」
私は全く持ってヴィーガンでは無いけれど、彼らの言うことに一理はある。けれども、やっぱりお肉は美味しいんだよなぁ…。完全に肉を絶つのは難しい。

もっとグロテスクな映画かと思って
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向かいの窓(2019年製作の映画)

4.0

「The neighbors’ window」
私達はきっと自分が今何を持っているかより、何を持っていないかを気にしすぎている。

20分のショートフィルムではありますが、アカデミー賞受賞も納得の完成
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.3

「The departed」
去り行く者、死者。

豪華すぎる俳優陣と骨太すぎる脚本。オリジナルの「インファナルアフェア」とはまた違った魅力。2時間半ずっとヒリヒリした空気感で最高でした。

マット・
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.3

「ミーガン」
謎ダンスしか印象に残らない映画。ホラーであり、ミュージカルであり、SFなのかも。

三連休中日。今日は夜更かしして映画を見まくるぞ!ということで一発目はホラー映画にしよう〜と思って、観た
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.8

「Good will Hunting」
「知りたいことのおよそ半分はネットや本を調べればわかる事だ。どこにも載っていない「もう半分」を知るためには、自分で考え出すか、経験するしかない」“宇宙兄弟”
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.3

「アナザーラウンド/Druk」
人生に、祝杯を。

めっちゃくちゃ良かったです。
いや、映画とかをその一言で片付けてはいけないのだろうけど、それでも鑑賞後に一番思ったのは「超良い作品に巡り合った」とい
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

「エスター ファースト・キル」
エスターはいかにしてエスターになったのか。

前日譚なのに、前作から10年以上経った今やるというのが面白いですが、何よりエスターの変わらなさにびっくりしました。大人にし
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.2

「ハリーポッターと賢者の石」
ずっとずっと面白い。いや、世界中に根強いファンが居る理由がようやく分かりました。なんて素敵な映画なんだ。夢と愛に溢れている。

今年のやりたいことリストなるものを作ってい
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.7

「岸辺露伴、ルーブルへ行く。」
露伴先生、ルーブルまで行ったのに…という感じでした。何が言いたいかというと、パリでのシーンが少なすぎて驚き。

新年一発目、何を見ようかなと色々ぐるぐるしていましたが、
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.2

「アンダーカレント」
人を分かるって、どういうことですか。

あぁ、すごい。この作品は。好みが分かれるとか最早そんなレベルでは無い。この映画があることで救われる人がいる。

基本1人でも生きていけてし
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

2.7

「さよならの朝に約束の花を飾ろう」
期待していたのと違かった〜……。まぁ往々にしてあることではありますが、やっぱりちょっと残念。

世界観は素敵なんだけど、ストーリーがいかんせんすっと入ってこない。生
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.8

「ちひろさん」
過去を背負い、拘りを愛し、自分とは何者かを知っている人間は強い。

あぁ、私もこんなふうに軽やかに、だけど地に足をつけて生きていきたいと思いました。
原作の『ちひろさん』、確か3巻くら
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