あららさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あらら

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.6

グロテスクな描写が多々あるが気味が悪いと言った方が適切な映像
ホラー映画ではないので注意
Ari Aster監督はやはりイカれた映像を観せてくれるが今作は特に凄い
テイストやストーリーの組み上げ方は同
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.9

何故Daniel Radcliffeは死体役が異様なまでに上手いのかは置いといて、良い映画だと思う
友情を描いた作品だがスイスアーミーナイフの様に便利な水死体と設定がかなりぶっ飛んでる
コメディ要素が
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

Queenが好きなら絶対観てほしい
これを見れば好きになるかも
ギタリストのBrian Mayは気味が悪いほどそっくり
ボーカルのFreddie Mercuryの生涯にフォーカスを当てた内容
あるライ
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.7

この映画といえばブートキャンプのハートマン教官と言う人とスナイパーの少女と言う人に分かれると思う
それぐらい前半と後半でテイストが変わる
あと微笑みデブ
ジョーカーの2面生が正直上手く描ききれてない感
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.2

じっくり丁寧に作り込まれたドラマ性の高いホラー
タイトルに継承とあるように亡くなった叔母から何かを受け継いだ血筋の話
完膚なきまでに悪魔崇拝がテーマ
きっかけの後急速に家庭が崩壊するのがリアルで恐ろし
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.0

良いアート作品
サントラもレコードで買ってしまった
不気味だがどこか引き込まれる世界観で怖いもの見たさが常にある感じ
絶妙な退屈感
ストーリーは割とありきたりなSFだが沢山の作品に影響を与えたのは確か
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

Lars Trier監督の作品なので絶望を味わう事を覚悟して観たが本作はまだ観やすい
ニンフォマニアックとかが近いかも
主人公が重度の潔癖症と強迫性障害ではあるが、自身がサイコパスである事に自覚的なの
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.0

原作の小説を含め好きな映画の一つ
今見ると何ともノスタルジーを感じざるを得ないがそこが良い
NHKでたまにやってる謎の童話みたい
以降の続編は別にオススメはしない
素敵な映画なので是非

マーターズ(2007年製作の映画)

3.5

これがオリジナル版
グロテスクな表現はリメイク版より強い
というか細かく丁寧
拷問による声にもならない痛みや恐怖、トラウマなど中々にアレな感じ
途中で主人公が入れ替わる心理的なトリックなども巧みな構成
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マーターズ(2015年製作の映画)

3.3

オリジナルと異なる点(ホワイトトーチャー、同性愛要素など)が多々あるが単純に内容が分かりやすくなってる
なんなら説明してくれる
観る人の痛覚を鋭く突く映像が特徴
科学的根拠が乏しいが人間の可能性を交え
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.1

前作からそのまんま歳を取ってるのでギャップはゼロ
ハリーポッターシリーズのようにリアルな人間の成長を見れるが、まぁそんなに良いものでも無い
やはり登場人物がみんな好きだ
荒廃した街並み、薬物に依存せざ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

中々に支離滅裂だが理不尽とはまた違う、故意に生み出される人間の嫌な部分を表現している
悪に対しても悪はいるのだ
これもまた例に漏れず画が良い映画
作中使用される言語も独自のもので、小道具や時代背景など
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.9

ミュージカルと呼ぶには異色
救いはない
空想で逃避するがその分現実とのギャップが深過ぎるので絶望感が増す仕組み
自己犠牲の精神は美しくも愚かで儚い
映像も映画というよりドキュメンタリーっぽい
鬱映画か
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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

Will Smithが青い
映像が豪勢で作品の雰囲気に凄くあってるのでこれは実写化して大正解
音楽も良いので映画館で観てよかった
日本語吹き替えは勿論あの人
ラップが超イケてるのでThe Fresh
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.2

少年4人だけで森に行って誰一人欠けず生還しただけでもすごい
スタンド・バイ・ミー観てると信じられないが、少年達が住む町キャッスルロックはキングユニバースではラブクラフトのインスマウスとかアーカムに相当
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.8

前作からきっちり27年後に公開されたリメイク版
ペニーワイズは怖いというよりルックスが凄くカッコよくなってる
怖がらせ方が本気なのでびっくりするシーンが多く映像技術の進化に翻弄されるが、内容自体はそこ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.4

リメイク前と違って良かった点は2部作にする事によってより主人公達の成長や心境などが細かく描かれている
少年編とのキャスティングのギャップもそこまで感じないのも非常に良い
グロテスクな描写が多少増えたの
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.4

ヴァンパイアヒッピー
ファンタジーホラーみたいなテイストになってるけど普通にグロいので映像に緩急がある
前作ほどアート要素が少ないのが個人的には少し残念(監督が違うから当たり前っちゃ当たり前)
そして
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.5

Stanley Kubrickらしい名シーン、というか絵になる画が多く初見での見応えはかなりあると思う
要はこの作品はストーリーも勿論だがカメラワーク等の監督のセンス、技量が遺憾なく発揮されている
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.8

とにかく脚がめちゃくちゃ速くてどんなに逆境でも純粋な心で世界を見る、そんなマイノリティ感溢れる主人公の半生を描いた作品です
ドクターペッパーを呑みまくり表彰台に上がっておしっこがしたいとコメントしたり
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.7

最低に下品だがお洒落な映画
イギリス映画で舞台はスコットランド
下手にショッキングな映像を見るよりもこの映画を観た方が薬物とは何かを理解出来ると思う
共依存とはこの事である
音楽が良い
それらとリンク
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.5

ブレード(刃)はあんまり使わない
瞳がキュート
主人公の出立ちがイケてる
吸血鬼を気持ちいいぐらいボコボコにするが色々とツッコミどころがあって楽しい
派手にCGを使ったアクションが90年代後半って感じ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.1

アメコミ原作Hellblazerの主人公の話
悪魔祓いをしまくる
Keanu Reevesがカッコいい
原作同様のニヒルな世界観で新約聖書や地獄をテーマにしたストーリー
内容自体はまぁありきたりなので
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.8

電池が入ってない
もう怖い
そもそもあの大きさの人形は不気味
それに加えて意思を持った無機物に命を狙われるのはさぞ恐ろしいだろうなという子供の頃観たらトラウマ必須な作品
実際子供の頃に観てしまったので
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テリファー(2016年製作の映画)

2.0

決して言葉を発しない白黒のピエロはキャラ立ちしてて好き
やる事は最低
というか人を殺す以外やることが無い
ストーリーが無いので難しい映画を観た後などに観ると頭を空に出来る
グロテスクな描写よりもコミカ
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コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)

2.6

映像は常にビデオカメラ視点
ファウンドフッテージらしいまとまりのないストーリーに加えて、主人公が次第に暴走する様が周りの反応から見て取れるのが不気味かつリアル
舞台は特に重要ではない
何が起きているか
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.5

下手くそな復讐劇
一族同士の抗争と言うと大袈裟かもしれないが他ならない
恐らく復讐とはこんなもんなのだろう
カメラワークが凄く良い
日本だと裁判1つで誰1人死なずに片付くが流石はアメリカ
銃を所持する
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セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

2.5

大人になってから観てね
世の中には歪んだ嗜好が他人の数だけあるがそれらをおおやけにしたのは間違いかもしれない
そんな作品
乳とウイスキーが好きな人は是非
沢山出てきます

ファウンド(2012年製作の映画)

3.3

弟が家族の秘密を知る
人には秘密があるが兄のは特別
いじめられっ子が本当にやり返すとこうなるだろうし、あんな体験をすると人格は確実に歪む
チープなホラーに影響された殺人鬼のアートと相反して、思春期の閉
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