カットの繋ぎや途中に差し込まれる間のある時間が、北野映画を少し感じた。
銭湯で人殺しっていう設定がいい。
10日間、300万で撮っているらしく、勉強になった。
雪山で車の中での銃撃、そこからのカメラワーク。
花と、花火、カットの繋がり。
ラスト、プラスチックチョコレートを食べた時のあの表情。
壁も床も人形も凡ゆる物質が、生まれては死に生まれては死に...の繰り返しが怖かった。怖いというのは、なんか、人の念みたいな感じの怖さ。
作業の工程で、人の乱暴さや投げやりな感じも垣間見え、更に怖かった>>続きを読む
セットがすごい。
カメラのズームや動きが独特だった。
グリーナウェイは、鈴木清順の作品を見ているのではないか。
口笛が美しすぎるし、歌いながら登場したりで、ぶっ飛んでてよかった。
「その男、凶暴につき」みたいな空気感かと思いきや、菊次郎のような、からっと まったり感があった。
ロケーションが良い。
ずっと心にあり続ける映画。
後半から、菊次郎である北野武と、北野監督としての北野武が混ざる感じがあり、映画の枠をはみ出していていいなと思った。
万華鏡や割れた石の隙間を覗いているようでもあって、そこから放たれる光の乱反射を目撃したって感じがした。
どこか、ブレッソンを感じた。
徹底したリアリズムと、それによって引き出されるシュールな間。バイオレンスを静寂の中でのみ描くことが、劇的に描くそれよりも如何に人の脳を震撼させるかって、この身を以て感じた>>続きを読む
音楽、演出、どれも迫力があって、めちゃくちゃ楽しかった!!
アーリヤー・バットめちゃ好きになってしまった。
エンディング後、会場で拍手起きてて、ちょっと感動。
インド映画を観ていきたいし、いつかイン>>続きを読む
ミニマルなテーマの中で、無限に広がる世界を感じた。
美術も照明もロケーションも、とても好きだと思った。
タルコフスキーや「天使のたまご」を彷彿とさせる世界観。
フィルムの時代に憧れる。
こんな映>>続きを読む
カメラ位置がかなり好みの場面があった。勉強になった。
富江の不滅感、すごく好き。作家の皆さんがこれを自分も作りたいって思ってしまう気持ちがとてもわかった。
フィルムの気持ち悪い質感がとても良かったです>>続きを読む
実際に日本アルプスで撮影されたとされる、黒澤明と三船敏郎のタッグの最初の作品。
スケールの大きさ。本当に山で撮影したなら、かなり命懸けだと思う。
ラストは流れるレコードと見送る人たちの心に泣いてしまっ>>続きを読む
呪怨のはじまり。
かやこは、かやこ自身が狂ってたのか、それとも、あの家に越してきて更にそうなったのか...
結局、呪怨シリーズの起源である、かやこだけど、ただのストーカー狂いからあんな呪いになったの?>>続きを読む
会社の同僚に勧められ、観てみた!
序盤の特撮がプロのそれ過ぎて、小学生なのに、技術〜ってなった。おもしろい。
ぱぴくんバブみあって可愛かった。
古典的な要素はそのままに、主要人物の皆さんがお年を召されたことで生み出される、敢えての"間"が、リアル且つシュールでよかった。
これからの時代に、これだけ長く、映画を知らない人も知っている人からも愛さ>>続きを読む
すごくせっかちなんだろうと思うほど、カメラワークが落ち着きなく、それが意図的を超えている感じで忙しなかった。編集がいい。ある意味、映画館のスクリーンで観て良かったのかも。
でも車を使った乱闘シーンは>>続きを読む
ふざけてて、最高。
音楽は謎だけど、編集がめっちゃかっこいい。
映画監督は向いてないってこの映画作りながら感じたんだっていうことを映画に入れちゃうあたり、愛おしいね。
最後、涙が止まらなかった。
「Both Sides Now(青春の光と影)」
の曲がとてもよかった。
届けたい人たちを見つめ、少し迷いもありながら手話をつけ始めるところも。
自分のために、愛する人たち>>続きを読む
どういう作品なのか、観るまでよくわかっていなかったので、めっちゃライブ感あって、衝撃ではあった。ライブの裏での仕掛けや仕組みみたいなものの装置などを敢えて強調して見せているところが、シュールでよかった>>続きを読む