思ってたより、映像の編集が面白かった。
自業自得ではある。
ビデオテープだけかと思ってたら、フィルム映像部分もあって、フィルム部分はめっちゃよかった。
喧嘩しまくりだし、ふざけてる。ホラーなのに、撮影>>続きを読む
ラストのフィルム上映シーンこそが、映画であり、愛って感じた。
好きなシーン。
あと、音楽が素晴らしい。
人はただ生きているというだけで、誰もが誰かを傷つける可能性を秘めていて、加害者にも被害者にもなり得るけれど、
この世に、悪人(ここで言えば怪物)なんて、誰一人として存在しないのだという、個人的に小さい>>続きを読む
それで結局どうだったのか、なんてことは、誰にも、どうでもよいこと。
途切れ途切れのビデオテープと、記憶の断片から垣間見える、父の姿。
自分が幼い頃に両親を見てきて当時は読み取れなかった彼らの表情や言葉>>続きを読む
仮テントに差す格子の影と鋭い光。
注ぐ酒と、焼ける銀幕。
以前観た『酔いどれ天使』よりも、メリハリのあるモノクロの陰影について考えていたら、あれは東宝と大映でモノクロの質が違うんだ、とある人が教えて>>続きを読む
劇中の音楽が何日も頭の中で流れている。
フェリーニのような、人生のどの瞬間をも喜劇と化してしまう強度があった。
あの規模の撮影は、一体どれだけの期間とお金と労力を費やしているのか..途方に暮れる。>>続きを読む
冒頭のテーラーのシーンから、本当に素晴らしかった。
想いが純粋で情熱的であればある程、このようになりかねない、と、芸術の道を歩む者は皆、心しておかねばならない。ということを肝に銘じた。
学生の態度の>>続きを読む
何度か観たけど、何度でも観たくなる中毒性がある。
カメラの明滅。
氷のように飲み込むガラスの破片や身体を覆うカタツムリ。気持ち悪くて好き。
乙骨好きになりすぎたし、りかちゃんもよかった。
主題歌がマッチしすぎている。
陰影、色味、カメラ、音楽、編集、それぞれ結構好みだった。
想像していたより、じっとり静かな映画だった。そこがよかったかも。
毎夜毎夜、ああだといい。
観たはずの映像も、夢か記憶かと疑う最中、シーンシーンが頭からぼうっと消えてしまいそうな、幻影。
誰かを想い、手と手を取り合い抱きしめ合って、眠るように踊ろう。
それらは、映画>>続きを読む
真田さんが良すぎて真田さん出ているシーン何回も見返しました...
声良すぎるよな...
ラッシュアワーのアクションは、オーバーなのでわざとらしい感じもあるけど、真田さんの部分は、本当に真面目にアクシ>>続きを読む
現場の隅から隅まで目を行き届かせている監督でないと、こんな映画は撮れないと思う。
自身をモデルにしているのなら、どんな理不尽にも、ひとつも怒らずに淡々としているトリュフォーすごい。
同じ画角で、うなさ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もっと怖いカニバリズム映画を想像していたが、期待をいい意味で裏切られた。
スリラーではなく、ロマンス映画で、
カメラワーク、間の置き方、横切る回想、揺れる光、そのどれもがちゃんとグァダニーノ監督のだっ>>続きを読む
感動した。
成功者の栄光の話とかじゃなくて、
ただ純粋に映画愛に溢れた素朴な青年のお話だった。
私も頑張れそうって気持ちになるね。
本当によくわからなかった...
この時期の、原色バキバキのゴダールが苦手...
緑のドレスを着た、マリーだけ、可愛かった。
昔実家で使ってた包丁出てきた。
全裸×スニーカー×チェンソー で追っかけてくる場面いいw
これだけの殺人を犯しても、流される世界..
真に、己にしか興味のないセレブたち、こわ。
このレビューはネタバレを含みます
衣装がめちゃくちゃ好きな作品。
脚本がすごい。一部二部三部と、展開して空気が変わる感じ。緻密。
ホン・サンスが撮るキム・ミニは好きじゃないんだけど、パク・チャヌクの撮るキム・ミニは、めちゃくちゃいい>>続きを読む
『渇き』を観た時から、パク・チャヌク監督は、自分の中で特別になってしまっているので、期待値大で観に行き、
一般的に好みはかなり割れていると思うけど、私の癖にはブッ刺さった作品でした。
一度観ただけで>>続きを読む
家を持つには、お金が必要
お金を稼ぐには、仕事が必要
仕事に就くには、住所が必要...
この負のループは、一個人ではもうどうにもできないこと。
自分の身にも起こりうる可能性を考えて、悲しくなった。>>続きを読む
ライカートのかかげる「ロードのないロード・ムービー」というテーマ性そのままの作品。
逃避行劇なのに、街から出られないし、空も地上もだだっ広いのに、閉鎖的で鬱屈した感じ。
ラストがいい。ライカート好きに>>続きを読む
ずっと気になっていた作品。
ツボに刺さりまくった。
シンプルな繋ぎがとても良かった。
愛がある人しか、"変態"にはなれないし、それを受け入れていくことも、出来ないのだなと思う。
ふたりでどこまでも>>続きを読む