mocoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ベルファスト(2021年製作の映画)

4.8

監督の自伝であるというのが、一番大きい。
自分は生まれてこの方、紛争というものを実体験として経験したことがないが、今もどこかで、起きているんだな。と忘れてはいけないよな、と思う。
バディがかわいい。
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ノベンバー(2017年製作の映画)

4.7

映像がとても好みだった。
照明や煙、コントラストの具合など、どれも嘘の世界としてしっかり作り込まれていて、汚いのに耽美だった。いいモノクロの色調。
宗教や民族的なことに対する知識が乏しく、話の内容とし
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

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再鑑賞。
いい作品だったなほんとに。
何気ない会話のセリフに感心。映画の中で、気の利いた或いは嘘くさいセリフを言わせる場合が多い中、普通の会話を入れ込めるのって、逆にすごいことだと本気で思う。など。

伴奏者(1992年製作の映画)

4.9

音楽、カメラワーク、構図が、とても好みの映画になった。
こんなに楽曲がいい映画もなかなかないと思う。
クロードミレール作品、他のも観てみたい。
歩いてるだけで、街が作品という感じ..やはり映画は今の時
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ニキータ(1990年製作の映画)

4.8

マルコが本当に素敵だった。
マルコといる時のニキータも。

時間の経過、関係性の変化の表現の仕方が、めっちゃ上手いなと思った。過程を描かないでポンって年月経つから、いろんな想像が膨らんだ。

マルコの
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

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最後、切なかったから悲しい..
結局、精神レベルの近しい人間同士が一緒になるんだな..
あと、どれだけ言葉を以て、話し合い、意思交換ができるか。
一緒に居たいとか、好きとかだけでは賄いきれない。キャサ
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オーディション(2000年製作の映画)

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後半からの畳み掛けが、すごかった。勉強になった。
長い針刺さないでほしい😠

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今までのヒロインの中で、今回のすずめちゃんが一番良かった。
これまでは、映像は壮大なのに登場人物の意識のベクトルが内々に向かっているから、凄いのに何故か釈然としない感じがあったけど(これは個人的な好み
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お引越し(1993年製作の映画)

4.5

彼女のセリフや態度から、子どもの純粋な疑問や怒りや不安が、ポンポン出てきて、すごくよかった。
デルタ、祇園祭、京都の街が映って、嬉しく・懐かしくなった。
たくさんのいいセリフがあった。傑作だなと思う。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

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他人事ではない。同じ立場なら、きっと自分もそうしてしまう。と思う。

D坂の殺人事件(1997年製作の映画)

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江戸川乱歩原作の作品は、原作が好きなのであまり映画は観ないけど、真田広之さんが出ているから、このD坂は観てみた。
割と原作の世界観に近しい気もしたし、カットによってとても美しい場面があり(光の陰影の使
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スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

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構図がいいなって思う場面が多かった。
音楽がとても良かったし、画の色味も優しくて良かった。
衣装、セットも、申し分なかった。
ずっと窮屈さがあってしんどかったのと、あまりダイアナ妃のバックグラウンドを
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

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イ・ジョンジェのイカれ具合がよかった。
背が高くてかっこいい。
序盤のカメラがいい。安定感と艶、韓国らしい好きな感じ。
救いのない映画もっと観たい。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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どんな役を演じても、品と紳士ぽさがあって、本当に好きな俳優さんだなあ、とつくづく思いました。
目の保養だった...
酔っ払ったマッツも、怒るマッツも、笑顔のマッツも、踊るマッツも、全部かっこよかった。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.8

切なかったけど、とてもとても良かった!
愛する人から好きなものやその人の未来を奪って自分の"モノ"にしようとするのは、本当の愛ではないよな。自分の欲満たしのためだけの、相手の心の動きを完全に無視した傲
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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聖書や神話をモチーフにしているんだろうな、という感じ。なので全部は理解できなくて、もどかしい..
部屋の壁の色や、雨の降った日の窓の暗さ色味などが良かった。
アダのキョトンとした感じが可愛かった。
湿
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キャスパー(1995年製作の映画)

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こんな歳になってちゃんと見た
キャスパー可愛すぎるし、人間に戻った時のキャスパー、想像してたよりイケメンすぎた
大好きな人がいつか亡くなってしまったら、悲しいけど、幽霊になってでも会いにきてほしいね。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

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友人にすすめられて観た。
心を揺さぶられた。そういう意味で、すごい作品なんだなということは伝わってきた。
兄が悪者みたいに描かれているけど、こんなになっても見捨てずに一緒にいること自体が、普通にはでき
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

キメキメのカット(+音楽)を大真面目にやってシュールさを極めてる感じ、とても良かった。
日本人として生まれて日本にいると、所謂"日本っぽさ"みたいなものを忘れがちになるけど、海外の方が切り取った"日本
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闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

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久しぶりにこういう気持ち悪い映画を見られてよかった。
結構構図とかよい場面あった。とにかく外界が映らない感じとか、建物とか、いい。

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

社会問題とか、人間とその他の生との対比とか、いろいろ描きたいことはバシバシ伝わってきつつも、一つ一つの描き方がありそうで今までなかったパターンばかりで、とても勉強になった。
調教すること・されること、
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