Riisa24さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.7

こんなの…こんなの嫌だ………。
空虚だよ、新たな始まりでもない、誰かにとってのHappy Endでもない…。
永遠に映画館の中にいたかった…。

もちろん感極まるシーンや再会も多かったけど、喪失感のほ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

矛盾ありきの突っ込み不可なファンタジーストーリーが大好き。
子どもたちに夢を見せながら大義名分のもとちょっとズルをする所とか大好き。
突飛とか現実逃避とか安直とかナンセンスすぎる苛立ち覚えちゃう人は見
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

--宇宙帝国クリーの特殊部隊スターフォースに所属する女性戦士ヴァースは事故で過去を失い、クリーの軍人として生きていたが、任務中に地球に落下。断片的に残された記憶から自分が地球人キャロルであったことを知>>続きを読む

Dear Friends ディア フレンズ(2007年製作の映画)

2.5

容姿端麗なスッピン景子とクラブで踊るトンガリ景子と上裸(代役)でギャン泣き景子が見られるケータイ小説原作の友達神話。
"ケータイ小説"で匂う陳腐さは想像通り。
--クラブの女王という異名を持つ17歳女
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100歳の少年と12通の手紙(2009年製作の映画)

4.0

結末の美しいフィクション。泣いた。
自分の死期を知り殻にこもる少年と、異常に愛を拒み死を恐れる中年女性のヒューマンドラマ。
死生観や信仰などの哲学的なことをポップにファンタジーに描いた分かりやすいお話
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.3

序盤で想像した通りの結末に怒りすら覚えた。
脚本がひどい。レディ・ガガを使ってなんちゅう陳腐な映画作ってんだ。
何にも感動しない。でもアリーに感情移入して泣いた。自分チョロすぎワロタ。

調べてみると
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百円の恋(2014年製作の映画)

2.9

--32歳にもなって実家に引きこもり自堕落な生活を送っている一子(安藤サクラ)。
そんな彼女も妹との喧嘩の末に実家を離れ、100円ショップのバイトを始めることになる。
生活力も社交性も野心も何も無かっ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.4

「エイジ・オブ・ウルトロン」に続いて観たけど、これの前に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」と「マイティソー バトルロイヤル」を観るべきだったな。。
主要キャラを知らぬまま観ちゃった。
ただ簡潔にサ
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.2

人名・人間関係・キャラポテンシャル・過去が所々抜けている状態で観たので、割と序盤から置いてけぼり。
今作一本で独立したストーリーではあるけど、前知識の必要になるシーンやギャグも多い。
予想外に「◯◯っ
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.1

二度息を呑んだ。
誰も結末を予想できないストーリーだと思う。
(追記;と思ったら意外と中盤で先を読めたというレビュー有り…(笑)推理力ゼロなの晒してるな🤪)
好きか嫌いかははっきり分かれそうなものだけ
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.3

ピュアピュアキッズ×捻くれジイさん
の組み合わせはいつでも胸熱って相場で決まってるから!そりゃ泣くわ!

2人の出会いまではテンポの悪さ気になったけど、その後は良い。
コメディも軽くて見やすいし、Gr
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アジョシ(2010年製作の映画)

2.5

最近の韓国映画がスゴイッという事で期待値高めに鑑賞、の結果これくらいのスコアに…。

重厚感たっぷりのトーンと喋りがちょっとしつこい。
"元敏腕諜報員の闇落ち" "ハートフル救出劇" って使い古された
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

これぞディズニーアニメーション。
時代毎に社会で提起される問題を取り上げつつ、ユーモアやウィットも忘れない安心して観る事のできる大衆的映画。

女性の社会進出や、男性の家庭参入が最大のテーマであり、最
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.4

---人工冬眠ポッドで人類移住可能惑星へ向かう途中、90年も早く目覚めてしまった主人公たち。それには重大な理由が…---

あったといえばあった。最低な、倫理的にド畜生な理由が。
彼には深く同情するけ
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アントマン(2015年製作の映画)

3.0

ヒーロー像というものも時代に合わせてどんどん多様化しているなと純粋に思った。

悪と正義の構図は分かりやすく、バトルシーンも見やすい。時折挟まれるユーモアは大人向けかもしれないけど全編通して子どもも楽
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.4

とても疲れている時に見たので大満足。
脚本はちゃっちいけど、目の回るカラフルな映像とアニーの健気さに気分は上々だった。

あの有名な "Tomorrow" があんなに悲しい歌だったなんて知らなかった。
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

5.0

史実に基づいた、第二次世界大戦時のナチス暗号機『エニグマ』を解読する数学者とそのチームの物語。

天才学者でアスペルガー症候群を思わせる主人公アラン・チューリングは幾度となく人とぶつかるのだが、周囲が
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.9

ドラマチックな展開は無い。
静かに変動するリー・チャンドラーの生活があるだけ。
過去の出来事に苦しみ続けるひとりの男が描かれるだけ。
でも、それに凄く心を打たれてホロホロと泣いてしまう、そんな映画。
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セッション(2014年製作の映画)

3.1

これを魂の師弟関係とかって銘打って欲しくない…
いい意味でも悪い意味でも、一体何がアカデミーで評価されたのかと考えたくなるような映画だった。

思うことはたくさんあるけど、何よりも監督の意図通りに振り
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ハングリー・ラビット(2011年製作の映画)

2.9

嫁が事件に遭い憔悴していたニコラスは、謎の男から「犯人が憎くないか」とけしかけられ疑いつつも彼の話にのってしまう。
次第に"正義"の制裁にも違和感を覚えはじめたが、既に組織からも逃げられず追い詰められ
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

4.0

依存し合う姉弟に惹かれた米留学生が、彼らと共に過ごし堕ちていく結末を描いたストーリー。
どうして繋がり合い、どうして分裂するのか。若者の脆さや危うさを性生活ないし反政府行動を基盤にまとめられている。
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紙の月(2014年製作の映画)

3.7

おばさんが痛い…。
でもなんとなく理解できるから苦しい…。
金で買える"人の心"に味を占め、理性やモラルをどんどん失っていく女だけど、そのスピード感や感覚の麻痺に視聴者側も乗せられてしまうからすごい。
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

1.7

Disneyってこんなつまらない作品作る事も出来るんだ、という発見のある今作。
らしくないと言えばらしくない。
ただ、映像美や衣装・セットの豪華さはやはりDisneyならでは。
めちゃくちゃお金かかっ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.4

ーーある坂の上に赤い屋根の小さいおうちがあった。そこで女中として暮らしていたタキさんは、小さな告白を入れ込んだ自叙伝を製作することになるのだが、志半ばで亡くなってしまう。ーー

一番印象的なのは倍賞千
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.1

良かないけど悪くもない映画…(笑)
暇つぶしには丁度いい。

童貞拗らせ野郎の悪あがき恋愛映画にしかみえなかった。
一般的な倫理観とはズレてるかもしれないけど、サマーの言動は一貫してるし気持ちも分かる
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

文句無しの満点!

事前知識としてQueenの曲3篇、Freddie Mercuryのセクシュアリティ、死因のみ携えて劇場へ向かったのですが、恐らく全くQueenを知らない人が観ても楽しめる構成になっ
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

2.5

うーむ。今この年齢(20)でこの時代(H30年)に初見だから理解できないんだろうか。。

お涙頂戴の病気系ラブストーリーでも感動できるものはできるけど、何故かこれは全く響かず。
亜紀が朔太郎に興味を
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

2.2

仕事意識が低すぎて緊迫感のカケラもないしリアルさもない。それともなに、これがアメリカのリアルなの……?
無能しかいない現場と上部と、何も考えてない野次馬にイラついた。
全部人災やん。重ねて災害誘発しそ
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ハミングバード(2013年製作の映画)

3.5

おしとやかな映画だな〜、アクションまだかな〜と思ってたら終わった。

思ってたんと違くても普通に楽しめたけど他の人のレビュー見てたら評価が低い。
「こんなのジェイソン・ステイサムじゃない」「主人公何し
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.5

うーーん、なんだかなぁ。
非常にとっ散らかった映画だったなぁ。

原作をよく知らないので比較はできないが、異質なオーラを持つ2人が互いに惹かれ合ったり原動力や焦燥感の由来になったりっていうストーリーは
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凶悪(2013年製作の映画)

4.1

エンタメ性を求めるものじゃない。
凶悪と、サイコパスと、善意的な狂気を俯瞰して見なきゃいけないやつ。
"いけない"というよりも焦点の合わせ方が上手いので、必然的に色んな立場の狂気がダブって身震いする。
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

正義も慈悲もないがこれがリアリティなんだろうと思った。
あまりに苦しくて咽び泣いてしまう…。

「正義など無いって法律学校で最初に習わなかったのか」と呟く敏腕黒人弁護士の姿が印象深い。
そして「個人的
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

1.3

一番自惚れてた時期に作ったポエムみたいな、厨二病が好むJ-POPみたいな、クサイ言い回しが気に障ってなにも頭に入ってこない。

監督作品3作目で、もう見慣れた画のタッチとか動きは"新海誠"そのままなの
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スパイ・レジェンド(2014年製作の映画)

2.9

元敏腕スパイの主人公が、とある大きな陰謀に巻き込まれるストーリー。CIAとロシア大統領選挙と共謀と共闘。王道。

躊躇なく仲間殺しすぎだし、無駄な映像が多い割にはそれから得られる情報量も少ないし、わざ
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

原作は日本の小説らしいのですが、それを知らずに鑑賞しても「どこか日本っぽい」と思うのは何故でしょうね。
ただの知ったかですかね。

攻略法はただひとつ。何度も死んではルートを厳選していくゲームのような
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.7

非常に巧妙な伏線に次ぐ伏線祭りで、考察が後を絶たない。
暫くはこの映画に想いを馳せてしまいそうな衝撃的なストーリーだった。

ジャケットに『愛か、復讐か』と限られるコピーが付いているから、視聴者はその
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