世評が高いので観てみた。面白い!二部作の後編なのだが、前編観ないでも理解できる。前説で親切な解説入るからな!
古代インドを舞台に「快男児バーフバリが父の仇である愚王を倒す!」という極めてシンプルな>>続きを読む
ジャスト3点(5点満点)映画。本当にちょうどいい感じの娯楽作。
OPでノルマンディー上陸作戦のライブフィルムが流れ、ヨーロッパコープの映画の癖に真面目なの?と思う。しかし、直後の出鱈目にもほどがあ>>続きを読む
Netflixオリジナル映画。とんだ拾いもの。凄え怖いし美しい。
介護士リリーはホラー小説家アイリス・ブラムの家で住み込みで働くことになった。2人しかいない家。ボケたブラムはリリーをポリーと呼ぶ。>>続きを読む
ジョン・マッデン監督作品。今年ベストクラスの傑作。
エリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は凄腕のロビイスト。銃擁護派の団体から銃規制法案撤廃のため仕事の依頼が来る。スローンはこれを拒絶。>>続きを読む
Amazonビデオミニシアターにて。
イラク戦争帰還兵もの。イラク戦争で偶然撮影された戦闘で英雄になったビリーとその仲間達がアメリカで英雄として迎えられる。その長い1日を描く。
あなた達は英雄と>>続きを読む
ヘタレ少年が美人ベビーシッターのカルト儀式に巻き込まれる。スラッシャー版ホーム・アローンなのだが、カルト集団が少年の成長を促してる側面もあり、ラストは「さよならドラえもん」の様な感動が待っている。>>続きを読む
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017の目玉の一つ。原一男の新作である。
アスベストを肺に吸い込むと長期の潜伏期間を経て肺線維症、肺がん等を引き起こす。2005年にクボタの工場周辺住民にアスベスト疾>>続きを読む
2016年製作。インドネシア映画『空を飛ぶ盲目の豚』の検閲の顛末を描く。
本作のプロデューサーは『空を飛ぶ盲目の豚』のプロデューサーでもある。『空を飛ぶ盲目の豚』は性的、人種的マイノリティを作中に登>>続きを読む
2015年製作。2014年、北京のインデペンデント映画祭が当局により強制的に中止された背景を描く。
北京でインデペンデント映画祭がある事自体初めて知ったが、その映画祭が超手作りなのに驚く。映画祭>>続きを読む
13分の短編だが超凄い。何が凄いって1つのスクリーンに向かって3種のフィルムを3台の映写機で写してるのだ。従って1つのスクリーンに3種の映像が重なってトラックも重なってるの。DVDで観ても全く意味のな>>続きを読む
1955年製作。日本自転車工業会によるPR映画。少年が自転車の絵本を読んで夢の世界で自転車に乗る内容。全編合成を使いまくった幻想的な作品。まるで円谷プロのアバンタイトルで使ってそうな映像がガンガンでる>>続きを読む
1961年製作。京都の西陣を舞台に当時の西陣織の現場を描く。西陣織工場の貧困と納入先の会社との貧富の差がえぐい。当時の日本の工場ってあんな凄い環境だったのかと。記録映像として面白いがやや退屈。
原題は『Anthropoid』。実際の作戦名「類人猿作戦」から。これが邦題になるとVシネというか物凄いDVDスルー感。原題そのままでいかない理由は分かるけども。
1941年、ナチ統治下のチェコ。>>続きを読む
千葉劇場にて。面白い。
1930年代、スウェーデン北部のラップランドで暮らす先住民族サーミ人は差別的な扱いを受けていた。主人公エレ・マリャは妹と共にサーミ語を禁じられた寄宿学校に通う。差別的日常と>>続きを読む
面白い。現マクドナルド・コーポレーションの創業者レイ・クロックの物語。
1度に5本のシェーキを作れるマルチシェーキマシンの営業レイ・クロック(マイケル・キートン)。お決まりのセールストークも空>>続きを読む
凄い。今年観た中で一番凄い。ヘビー過ぎて簡単に観返せない傑作。
アメリカ、ボストン郊外で便利屋として働くリー(ケイシー・アフレック)に兄の急死の報が来る。故郷マンチェスター・バイ・ザ・シー(ニュー>>続きを読む
ピーター・バーグ最高傑作。
2013年に起きたボストンマラソン爆弾テロ事件の発生から解決までを描く。
ポスターにはでかでかと主役のマーク・ウォルバーグが出ているが、彼が大活躍する映画ではない。>>続きを読む
Netflixにて。エマ・ストーン主演なので期待せずに観たら大当たり。これは公開時観るべきだった。
エマ・ストーンは地味で頭のいい高校生。バカな友人に見栄を張るために架空の恋人と寝たと嘘をついてしま>>続きを読む
吉田大八監督作品。三島由紀夫の原作は未読。
天気予報士のリリー・フランキーは4人家族の家長で自分のアシスタントと絶賛不倫中。長男の亀梨和也は定職につかずメッセンジャー稼業。長女の橋本愛は心を閉ざした>>続きを読む
大友啓史監督作品。原作を読み込んだ上で再解釈し真摯に作られていることはよく分かる。役者も熱演だ。凄い。しかしつまらない。
問題は原作にある。将棋を題材にしたマンガではあるが、未だに物語の縦軸が不>>続きを読む
ケン・ローチ監督作品。面白い。
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働くダニエル・ブレイク。心臓病で医師から仕事を止められる。支援を役所に申請しに行くが複雑なシステムに困惑する。そんな中、役所>>続きを読む
昨年のカナザワ映画祭でプレミア公開されたアクション映画。ようやく観れた。面白い!
ほぼ全身をサイボーグ化され記憶も失ったヘンリー。エスパーのエイカン率いる傭兵集団が彼を狙う!謎の男ジミーの連絡を受>>続きを読む
Netflix配信のドキュメンタリー。凄えとしかいいようがない。
ネタ動画紹介サイトの取材者が偶然見つけた「くすぐり我慢大会」なるサイト。男性がくすぐられ我慢するだけの競技映像が延々とアップされ>>続きを読む
傑作。邦題はクソofクソだが傑作。
1958年のバージニア州。一組のカップルが逮捕される。白人男性のラビング(ジョエル・エドガートン)と黒人女性のミルドレッド(ルース・ネッガ)。当時州法で禁止され>>続きを読む
あのジャド・アパトー監督によるラブコメ。面白い。
エイミー(エイミー・シューマー)は「ホッケーの乱闘でオナニーする奴はいるのか」なんて企画するクソ雑誌のライター。特定の恋人は作らず、気分でやり>>続きを読む
今年の暫定ワースト。驚異の引き篭もりアクション。9割屋内が舞台で画面も暗く何してるか分からん。ノーランよりアクション演出下手ではないのか。キャラに誰一人共感できないし、面白くもないといのが致命的。>>続きを読む
面白かった。凄かった。傑作!
ハリウッドで女優を夢見るミア(エマ・ストーン)とジャズ・バー経営を夢見るセズ(ライアン・ゴズリング)が出会う、恋する。
これだけの話だ。トリッキーな展開はない。>>続きを読む
邦題はクソofクソ。原題は『サフラジェット』。イギリスの女性参政権運動で過激で戦闘的な女性活動家を指したもの。
1912年のイギリスが舞台。洗濯工場で働くモード(キャリー・マリガン)が街で女性参>>続きを読む
遠藤周作の原作は20年以上前に読んだきり。内容は記憶の彼方なので比較はできない。が凄い。
徳川治世のキリシタン狩りの時代。師匠フェレイラが弾圧にあい棄教したという信じられない一報を聞いたロドリゴ(>>続きを読む
ナチス敗戦後のデンマークで少年兵に地雷処理させた実話。加害者と被害者が逆転する話として秀逸。非情になりきれないデンマークの軍曹がいい。最近までデンマークでもドイツでも知られてなかった事実らしい。低予算>>続きを読む
心を閉ざした頑固じじいが、無遠慮な隣人との関係で人間性を回復していくという筋はまんま『グラン・トリノ』だが、テイストは大きく異なる。主人公の現在と過去を交錯させる構成はややくどいが、役者がいいので気に>>続きを読む
傑作。しかし、非常に説明しずらい。
広島から呉に嫁いだすずの目を通し、戦時中の日常を描く。
粗筋はこんなんだ。少しも面白そうにみえない。でもとんでもなく面白いのだ。
可愛らしい絵柄と緻密に描>>続きを読む
今年の予告編詐欺大賞決定。
予告編を観てあー大嫌いなタイプの話かなと思ってた。Twitterの高評価を読んでまさかね...と思ったらそのまさかの傑作。
就活する大学生5人の物語。その苦闘を通じて>>続きを読む
カナザワ映画祭の最大の目的はこれを観るため。カナザワ映画祭観客のオールタイムベストに選ばれた作品。DVD化はされず、ある条件下でなければ観れない作品。
監督のクリスピン・グローヴァー(『バック・ト>>続きを読む
今はもう名前の残ってない山谷を始め、日雇い労働者の実態とそれを搾取する団体を描くドキュメンタリー。
何が恐ろしいって撮影中に監督が暴力団に刺殺!劇中にその監督の死に際、葬儀まで写ってる!しかも、>>続きを読む
カナザワ映画祭にて。
フリッツ・ラングの『ドクトル・マブゼ』の続編。
発狂し精神病院に閉じ込めたマブゼ。しかし、世間ではマブゼを名乗るものが世界秩序の破壊を目的とした犯罪集団を作っていた。マブゼを>>続きを読む