カナザワ映画祭にて。
フリッツ・ラングの『ドクトル・マブゼ』の続編。
発狂し精神病院に閉じ込めたマブゼ。しかし、世間ではマブゼを名乗るものが世界秩序の破壊を目的とした犯罪集団を作っていた。マブゼを>>続きを読む
カナザワ映画祭にて。面白い。
軍の精神科に赴任したケーン大佐と元宇宙飛行士の患者との奇妙な友情。
ケーン大佐と数々の精神病患者との会話が延々と続く。正直ここは退屈だ。脈絡のない狂った会話が多く>>続きを読む
かの有名なレニ・リーフェンシュタールのナチスプロパガンダ映画。
党大会の演説と行進。その繰り返しであり、面白いかと言うと全く面白くない。しかし、超大量の国民と一糸乱れず行進する兵士と熱弁をふるうヒト>>続きを読む
カナザワ映画祭爆音上演。オールナイトのラストだったので爆音は助かる。目がさめる。
恥ずかしながら初見。傑作の1のセルフパロディであり悪趣味コメディとして非常に面白い。気狂い人食い親子VS気狂い復讐鬼>>続きを読む
カナザワ映画祭。バカな邦題ではあるが、原題『Trapped』に比べれば遥かに内容に忠実。つか暴れん坊ってより殺人村長なんですが。
キャンプしようと田舎まで来た大学生4人組が閉鎖的な村のリンチ殺人を目>>続きを読む
カナザワ映画祭にて。酷い邦題ではあるが意外にも作りはまじめ。
ベトナム帰りの黒人3人組が地元のKKK団と対決するのだが理由がリアル。
KKK団の白人に知人女性がレイプされる。保安官ぐるみで隠蔽さ>>続きを読む
カナザワ映画祭にて。ロマンポルノにありがちだが、タイトルと内容はほとんど関係ない。
高慢な金持ち女が田舎にドライブして、田舎者に襲われまくる。それだけの内容。しかし、登場人物ほぼ全員が狂ってるので戸>>続きを読む
カナザワ映画祭にて。無修正版。
有名な阿部サダ事件の映画化。吉蔵(藤竜也)とサダ(松田映子)の愛欲の世界と破綻を描く。
ロマンポルノよりもSEXシーンが多い。主演2人は服着てる時間の方が短いのでは>>続きを読む
『悪人』の吉田修一×李相日コンビ。今回も傑作。
八王子で起きた一家惨殺事件。1年経っても犯人の手がかりはつかめなかった。そんなある日、東京、千葉、沖縄に身元不明の男が現れる。
身元不明の男、>>続きを読む
Netflixにて。多分20年ぶりに再見。
80年代のアニメブームに乗って製作された本作は当時としても異常にアダルトで過激な暴力描写で満載だ。
石油王ドーソンの一人息子を殺害したゴルゴ。復讐に>>続きを読む
さびれた商店街を歩く女性、そこで爆音!パンするとどこぞの世紀末かと思う様な街が大爆発!貧民の死屍累々。
ここまで3分。開始してすぐに映画のリアリティラインを提示するのはいいが、それが地平線の彼方なの>>続きを読む
素晴らしい。今年のベスト1最有力候補。
予告を観て、ここまで凄い内容になると思ってなかった。庵野凄い。
巨大生物が日本に現れた場合、政府、官僚、自衛隊がどう動いていくのか徹底的にリサーチして作っ>>続きを読む
観てて嫌になる傑作。
連続殺傷事件を起こし死刑囚となった葛城稔(若葉竜也)。彼の父葛城清(三浦友和)の元に稔と獄中結婚させて欲しいと死刑反対派の女性星野順子(田中麗奈)が現れる。そこから映し出され>>続きを読む
エクストリームスポーツを駆使する犯罪集団を追う元エクストリームスポーツのFBI捜査官の話。
ノーCGの超絶スタント映画。多分、この企画が先行で物語をそれにはめ込んだのではないかと思われる。たった>>続きを読む
2008年のアメリカ映画。アン・ハサウェイ主演。
セラピストのクレア(アン・ハサウェイ)は飛行機事故の生存者へのセラピーをしていた。セラピー中、監視する謎の男。患者は「あれは航空会社の人間で俺達>>続きを読む
面白い!挑戦的な傑作。
予告を観た時には全く期待してなかったが世評が異常に高く観て感心。素晴らしい予告編詐欺。
肉食動物と草食動物が平和に共存する大都会ズートピア。そこで警官になることを夢見>>続きを読む
高齢者が人口の半分を占める過疎の村。そこでは役所が無理矢理見つけて来た一人の医師伊野(笑福亭鶴瓶)が全ての村民を任されていた。村民からの信頼も厚く”神様”扱いの伊野。そんな村にボンボンの研修医相馬(瑛>>続きを読む
セントラルアーツ製作、阪本順治監督。低予算ながら面白い。佳作。
丹波篠山で塾講師を営む波多野(仲村トオル)は失踪した教え子を追って東京へ向う。そこで12年前に別れた妻(小西真奈美)と再会する。失踪>>続きを読む
プラレス3四郎だの日本マンガの影響を言う人もいるが(俺とか)、実際は「チャンプ」のロボットボクシング版だ。ダメ人間の父(ヒュー・ジャックマン)と息子(ダコタ・ゴヨ)の関係の修復と再起の物語。恐ろしくベ>>続きを読む
Vシネ映画なので驚くほど低予算。何せドルギランのコックピットも映らないし、ましてやギャビオン、スクーパー、サイバリオンすら出てこない。だがしかし、とんでもなくキラキラしたスーツのギャバンと大葉健二と渡>>続きを読む
魅力的な凡作。
上の句が良すぎたので不安だったが残念ながら不安的中。
大盛り上がりで終わった上の句の後からスタートするのだが、序盤15分全く面白いことが起きない!面白い映画は必ず最初の5分ま>>続きを読む
青春映画の傑作!口コミの評判が高かったのも頷ける。
競技かるたにのめり込む主人公ちはや(広瀬すず)と彼女と共に競技かるたの世界に入った太一(野村周平)と新(真剣佑)3人の物語。
実質の主人公は>>続きを読む
傑作。
2002年ボストン・グローブ紙がカソリック教会の小児性愛神父の大量隠蔽をスクープした実話をベースにした作品。
ボストン・グローブの新任局長バロンがある記事に注目する。それは地元のゲー>>続きを読む
無茶苦茶面白い。しかし、観る人を選ぶ作品。
2005年、エキセントリックな天才投資マネージャーマイケル(クリスチャン・ベール)は不動産抵当証券の事例を調べる内にこれがきっかけで大規模債務不履行が起>>続きを読む
Netflixにて。
近未来ディストピアのスパイものでおっぱいにマシンガンを仕込んだサイボーグエージェントがキャットファイトしたりゾンビと戦ったりする話。
SF、スパイ、サイボーグ、アクション、>>続きを読む
素晴らしい。
火星に取り残されたマット・デイモンが救助まで自力で水、酸素、野菜を作ってサバイブする話。
2時間半の長尺だが全然飽きない。暗くなりそうな内容をコメディタッチで撮っている。明るい「ア>>続きを読む
原題は「black mass」。ボストンの犯罪王ジェームズ・ジョセフ・バルジャーの物語。
アルカトラズ上がりのチンピラバルジャー(ジョニー・デップ)は持ち前の度胸と暴力でボストンの裏社会で大きくな>>続きを読む
怖い!しかもかなり面白い。
私(竹内結子)は実話をベースにした怪談小説家。毎回読者からのメールをベースに小説を書いている。ある日、マンションの一室に奇妙な音がするというメールが来る。メールの送り主、>>続きを読む
ホロコーストものの中で数少ないゾンダーコマンドに焦点をあてた映画。
アウシュヴィッツ収容所では大量のユダヤ人を処刑し処理しなければならなかった。ガス室への移送、死体の搬送、処理(完全に灰にする)と>>続きを読む
キム・ギドクは初めて観るがとんでもなく奇怪な作品。そして失敗作。
ある女子高生がある組織に殺害される。その後、その殺害に関わった工作員が別の組織に拉致され凄惨な拷問を受ける。その組織は復讐のため>>続きを読む
面白くなりそうなのが絶妙に面白くならないまま終わる映画。
SNS、ネットが炊きつける冤罪ってのは現代的なテーマだけど陳腐化も早い。Twitterの文面を読み上げる演出は相当恥ずかしい。こういうの上>>続きを読む
怪作。
突っ込みどころは無数にあるが、スノーピアサーが世界を圧縮した形であること(「世界が100人の村だったら」という本の列車版)で本作がSF寓話であることが分かる。
車両内の人種が混在してる>>続きを読む
デンゼル・ワシントン主演の「舐めてた奴が殺人マシーン(命名ギンティ小林)」ものの傑作。
元CIA工作員にして現ホームセンターのベテラン職員ロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)さんが街の許せぬ>>続きを読む
傑作!今年のベスト10入り確定!
巨大財閥シンジン物産で起きたトラック運転手の自殺未遂事件。トラック運転手のペはシンジン物産の下請けの賃金未払いを本社まで訴えにきたのだ。失意の自殺と処理されかかる>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
怖い。怖すぎる!
96年のエベレスト大量遭難事故の映画化。
実話の映画化だからネタバレもクソもないんだけど、最も怖いのは主人公の生死を分けた選択が”倫理的に全く問題のないもの”だったこと。>>続きを読む
山形ドキュメンタリー映画祭にて。
初めて観ました。凄え面白い!!
いわゆるフェイクドキュメンタリー形式のホラー。
手持ちカメラで山奥を散策する38歳無職童貞が川で佇む少女に出会う。「キモい、>>続きを読む