世の中には面白くはないが観ておいた方がいい映画というものがある。『ハンナ・アーレント』とか本作がそう。
ロシア北部の小さな町。自動車修理工を営むコーリャに強欲な市長ヴァディムから土地の買収話が持ち>>続きを読む
まあ、酷いのである。邦画によくある原作レイプ作。
脚本、監督ともに原作に対する理解も愛もないのが分かる。人情に厚く、悪党に冷酷非情な飛葉ちゃんが「守りてえんだよ!」と絶叫するキャラになろうとは。>>続きを読む
邦題はクソだが観て欲しい。原題は「フィロミナ」と主人公のおばあさんの名前そのまんま。内容が分からないからといってこの邦題はないだろう。
舞台は現代のアイルランド。フィロミナ(ジョディ・デンチ)は>>続きを読む
dTVにて。ど傑作の韓国映画。ネタバレかますので読みたくない人は傑作というコメントを信じて観て欲しい。
シングルマザーのシネ(チョン・ドヨン)は亡き夫の故郷瀋陽に越してくる。ジョン・チャン(ソン・>>続きを読む
低迷を続けたキアヌ・リーブスの復帰作。本作のスマッシュヒットで表舞台に。おかえりキアヌ。
舐めてた相手が殺人マシーンもの(命名ギンティ小林)の最新作。本作の売りはガンアクションとカンフーを組み合わ>>続きを読む
面白い!こんなに清々しい程に最低な主人公がいただろうか。
ルイス(ジェイク・ギレンホール)はちんけなこそ泥。ある事件をきっかけにパパラッチの世界に入っていく。そこで、彼は才能を発揮し次々と衝撃ス>>続きを読む
はいきた!傑作!
皆に観て欲しいので、珍しくネタバレなし。
義父の虐待に悩む青年エクジー(タロン・エガートン)はハリー(コリン・ファース)と名乗る紳士と出会う。彼は”キングスマン”という独立諜>>続きを読む
素晴らしい。三池崇史監督作品は当たるとでかい。何が素晴らしいかって主役のサイコパス教師蓮見(ハスミン)だ。
明るく快活で生徒の信頼も厚いイケメン教師だが、裏では他人を思うようにコントロールし邪魔者>>続きを読む
唐突に観たことを思い出したので書く。
高橋がなりが社長やってた頃のSOD製作の映画。
テリー伊藤門下の高橋がなりが元気が出るテレビメソッドで一軒家を破壊するだけの映画。
wikiを読むと相当>>続きを読む
新宿ミラノ座ラストショーにて。
20年ぶりに観たけどやっぱ面白い。役者の豪華さも特撮の頑張りも凄い。ある意味主役である高層ビルのミニチュアは今観てもよく出来ている。
消防隊長オハラハン(スティーブ>>続きを読む
面白い。
アラバマ州セルマで起きたキング牧師達による公民権運動の物語。
黒人差別問題の映画は何本が観ていたので免疫はあるつもりだったが、やはり差別描写はえげつない。
冒頭の無茶苦茶なクイズを出>>続きを読む
予想に反して面白い。ただ、岡本喜八版とは全く違うアプローチの作品になっている。
膨大な情報をナレーションと素早いカット割りと役者の演技力(顔面力と言おうか)でねじ伏せた岡本喜八版に対して原田眞人版>>続きを読む
DVDで観た。傑作。
・「海の色が見えない!敵が7分で海が3分、いいか 敵が7分に海が3分だ!」の通信シーンは「トップをねらえ!」の宇宙怪獣襲撃シーンの元ネタ。この他にも随所に沖縄決戦のパクリがあり>>続きを読む
DVDにて。2001年に破綻したエネルギー企業エンロンのドキュメンタリー。ライブドア事件の時に日本版エンロンと評されたが、改めて見てみると格が違う。スケール、悪質さ、政治との癒着っぷり全てエンロンのぶ>>続きを読む
DVDにて。
日本では配給会社から上映拒否されたのでここ数年、有志が上映会を行っている。毎回盛況のようだ。事実、面白い。
ドイツ・ジーメンス社の南京支社長ジョン・ラーベは日本軍の南京進行の中、成り>>続きを読む
率直に言えば巨人を観るためだけの映画。
巨人は本当に凄い。恐らく東宝のカルト映画『ノストラダムスの大予言』をモチーフにしたフリークそのものデザイン。Twitterで巨大化したAVの汁男優という指摘>>続きを読む
ロマンポルノの傑作と謳われた作品。確かにこれは傑作。
舞台は大阪西成。トメ(芹明香)はフリーの売春婦。母よね(花柳幻舟)も未だ現役の親娘2代の売春婦。時には母の情夫を客にとり、親娘ケンカをすること>>続きを読む
バイロケーションとは実体をもったもう一人の自分(実体化したドッペルゲンガー)のこと。主人公高村忍(水川あさみ)はある日、スーパーで偽札使用の容疑をかけられる。スーパーの防犯カメラには偽札を使った自分の>>続きを読む
1970年の香港映画。
ジミーさんの道場に道場破りがくる。師匠が道場破りを撃退。今度は道場破りが日本の空手家を用心棒にして復讐に。今度はジミーさん達が敗北。師匠と弟子の仇を討つためジミーさんは特訓を>>続きを読む
田舎町で起きた小学生女児殺害事件。犯人の目撃者はその女児エミリの同級生女子4人。彼女達は犯人の顔を思い出すことが出来なかった。犯人探しは暗礁に乗り上げる。エミリの母は4人を自宅に集めこう話す。ー「あ>>続きを読む
素晴らしい。今年の邦画暫定ベスト!観るつもりは全くなかったがあの『そこのみにて光輝く』呉美穂監督作品と聞き。観ることに。予告も観なかったのが幸いした。予告は非常に重要なシーンを出しまくっているので出来>>続きを読む
サウダーヂを観たついでに観て腰抜かす。こっちの方がいい!
サウダーヂの前に作られたプレサウダーヂとも言うべき作品。
国道20号線沿いの街で生活する元ヤン、ヒサシは彼女のジュンコと日がなパチスロで>>続きを読む
ようやく観れた。確かに力作。
シャッター街と化した甲府の街を舞台に土方、ヒップホップ、外国人労働者(タイ、ブラジル)、胡散臭いセレブ、政治家達の群像劇。
主人公はタイ人ホステスに入れ込む精司とヒッ>>続きを読む
ディストピアものというジャンルがある。ユートピアの逆でSFものでよく使われる暗黒の未来社会というやつ。『1984』『ガタカ』『狂四郎2030』等小説、映画、マンガに傑作多しのジャンル。本作はドキュメン>>続きを読む
面白い。オリジナルに敬意を払いつつアンサーを交えているのが好感。
・全力疾走するゾンビは面白い。ゾンビが兵庫県の福男選びか「元気が出るTV」の100人隊に見える。全力疾走するゾンビによって映画全体に>>続きを読む
傑作!
タイトルを観れば分かるがマカロニウェスタンの傑作『続・夕日のガンマン』の韓国リメイク。オリジナル版は『The God The Bad and The Ugly』なのだが韓国版は『The G>>続きを読む
Vシネ時代の三池崇史の隠れた傑作!三池崇史監督作でベスト3に入る。
粗筋だけ観れば主役はケンカ番長やべきょうすけと北村一輝にみえるがそうではない。
真の主役はやべきょうすけの友人役で何者でもない凡>>続きを読む
傑作!小説「プッシュ」の映画化。
スラムで暮らすプレシャスは16歳でゆうに100kgは越える黒人女性。生活保護で暮らす母から日がな虐待され、父親からはレイプされている。父親とのレイプで生まれた第一>>続きを読む
シドニー・ルメット監督、ヘンリー・フォンダ主演のポリティカル・サスペンス。
冷戦下の米ソで安全装置が故障し、核爆撃機にモスクワ攻撃の指令が通達されてしまう。あらゆる手段を試すが爆撃機は止まらない。「>>続きを読む
傑作。今年の予告編詐欺大賞。
街を牛耳るマフィアのバカ息子を正当防衛で殺害してしまったため、警察、マフィアから追われる羽目になる父と息子。
↑この予告を観て、ああいつもの(『96時間』みたいな)>>続きを読む
dTVにて。怪作というか珍作というか。
同名の前田敦子のMTVから派生した映画。
一度あっただけの男に礼を言うためだけにウラジオストクまで行く前田敦子の奇怪な物語。
序盤ですぐに前田敦子がいか>>続きを読む
面白い映画ではない。
あの傑作『パトレイバー2 THE MOVIE』の後日譚という本作。後日譚と言いながらやってることは、ほとんど同じ焼き直しだ。これなら素直にリメイクした方が良い。
2のラスト>>続きを読む
韓国時代劇。傑作。
19世紀末、極悪非道の武官ユン(カン・ドンウォン)の策謀に巻き込まれ家族を殺された屠殺人トルムチ(ハ・ジョンウ)は復讐ため義賊団に入り腕を磨いていく。
↑この一文で説明できる>>続きを読む
秀作。舞台は80年代の英国。厳しい戒律で一切の娯楽を禁じられTVも映画も観たことのない少年ウィルと学校の問題児カーターの出会い。ウィルはカーターの家で初めて映画を見る。よりによって「ランボー」を観てし>>続きを読む
普通シリーズが長期化すればマンネリ、つまらなくなるもんなんだけど本シリーズは尻上がりに良くなっていく。つか本格的に仕切り直しをしたのが4作目のMAXで今の構成が出来上がったのが5作目のMEGA MA>>続きを読む
観た。何と監督山崎貴なのに面白い!山崎貴なのに!
全10巻の原作を2部作にするため相当な改変が必要だ。大抵の邦画が失敗する改変が今回は成功してるのだ!
主人公泉新一の父をなくし母子家庭にした為、>>続きを読む