しょっぴKさんの映画レビュー・感想・評価

しょっぴK

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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

善悪は人間の中にのみグラデーションとして存在する。「それって味じゃないですよね?」というパンチライン。
車の後ろに取り付けたカメラから自然を映すショットが、見たことありそうでない構図で格好良かった。

正欲(2023年製作の映画)

3.3

たとえ「普通」の一般化は難しくとも、方言ガッキーの可愛さには普遍性がある。と信じたい。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.8

「どう老いるかが大事だ」「最初はこんなに美しい芸術に囲まれて生きられるなんてと思った。それがいつしか退屈な日常に変わった」、と登場人物は語る。
50年経った今、もう一度映画に奇跡を求めて瞳をとじる。伏
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サン・セバスチャンへ、ようこそ(2020年製作の映画)

4.6

3年半ぶりのウディ・アレン。
ベルイマン、フェリーニ、ゴダール、黄金時代思想を敬愛する批評家。生活と地続きの芸術家。
よく喋るし優しいベルイマン風死神が最高だった!
「果物と野菜をよく摂るんだ。飽和脂
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

下町、ビル、首都高、スカイツリー、トイレ越しの木漏れ日。これがcool tokyoなのでは…
「おそらく限定された人生には限定された祝福が与えられるのだ。」

枯れ葉(2023年製作の映画)

3.7

目の前の世界にも、ラジオの奥にも、小さな悩みや幸せは常に生活に根付いている。それが尊厳なのか。

(2023年製作の映画)

3.8

時代劇版アウトレイジ。意外とみんなあっさりしているし、事実あっさり死んでく感じがアウトレイジとの差異。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

TikTok始め、今の時代に逆らった尺、内容。デニーロじいちゃんの渋み。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

インスタでウェスアンダーソンを知った女子大生を置き去りにする映画でした。演劇ってよく分からない。分かる必要ないのかもしれない。

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

爽やかタイムリープもの。邦画もエンタメとして負けていないと思う。貴船ふじやに行きたい。

相撲道~サムライを継ぐ者たち~(2020年製作の映画)

-

サンクチュアリ〜聖域〜、ほぼ豪栄道のドキュメンタリー。自分が相撲をよく見てた時期の大関なので、より感動。

怪物(2023年製作の映画)

3.1

『殯の森』、『スタンドバイミー』、『羅生門』を混ぜて、仕上げにLGBT要素をぶち込んだ感じ。良い話風胸糞のジャンルなのか…?

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.1

ドキュメント観た後に鑑賞。「段取り」故、ドキュメントの撮影シーンほぼカットされてて震えた。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.2

生まれ変わるならベン・アフレックに生まれ変わりたい。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

三島由紀夫の色気と喋り口がすごい。芥がタバコの火をつけるシーンの「青春」感よ。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.2

地平線しかり映画と現実は違うものというメッセージだけど、スピルバーグの恨みが乗っかってエンタメになってる。

バビロン(2021年製作の映画)

4.9

無声映画、トーキー、手持ちカメラといった技術の変遷と、世の倫理観の移ろいは容赦がない。それでも映画を取り巻く人々は、自分よりも大きく偉大で重要な何かの一部として永遠を生きる。ラスト10分、怒涛の映画愛>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.3

政治色に対する現地の反応どんな感じなんだろか。ナートゥナトゥナトゥ〜

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.9

不気味の谷のギリギリ可愛い際。『シェイプ・オブ・ウォーター』しかり、メキシコ人オタク=マイノリティが描くマイノリティは個人的に刺さる。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

コミュニケーションは取れずとも、耳障りな雑音からは遮断されているケイコ。まっすぐな眼差し。
『キッズリターン』、『百円の恋』、『あゝ、荒野』。ボクシング映画はいつもずるい。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.1

悪意のない悪意、変わる人の眼差しと変わらない動物の眼差し。ベルファストよりだいぶ良かった!

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.6

内容も良いけど、「西部戦線異常なし』が、ドイツ目線・ドイツ語で作られてるという史学的な価値がある。

アテナ(2022年製作の映画)

3.0

長回しが凄い、特に冒頭。タイトル出すところカッコいい。

血と骨(2004年製作の映画)

3.4

アウトレイジファミリー。花の葬儀シーン、スポンジであろう棍棒がポコポコ音を鳴らし、しなりを見せるので妙にコミカル。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

ストレンジャーシングス→ウィノナライダー→ナイトオンザプラネットの流れで目について鑑賞。ナイトオンザプラネット感は0だけど伊藤沙莉は可愛い。

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