ティオさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ティオ

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ロボコップ2(1990年製作の映画)

3.0

ホブ少年のたくましさを、少しなりとも見習いたい。

ラストは、1で製作陣が権力者と庶民の不平等を描きたいという思いを持っていたと知ってたから、2でもそれを引き継いだのかと自然と自然と納得したけど、それ
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黒衣の刺客(2015年製作の映画)

4.5

東洋的美の映画だと感じて、個人的にはとても好みの作品だった。
西洋映画には、この作品にあるような、今にも消え入りそうだけど美しい風景を映す作品、ないような気がする。

かなり長回しのショットが目立つ。
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ターミネーター3(2003年製作の映画)

2.5

ジョン・コナーがジョン・コナーっぽくない感じ。
肯定的に捉えるならば、自分の役目と今まで信じてきたものがわからなくなって、気弱になってしまったからああなった…というところか。

コメディ要素が強くなっ
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ロボコップ(1987年製作の映画)

3.0

機械のバグで惨殺されてしまう社員が可哀想。
あれだけのことをしながら逮捕されない権力者はひどい。
目の前で罪なき人が殺されたのに儲けのことしかない社長もひどい。

ロボコップのビジュアルが結構怖い。
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

3.0

「伏せろ」というセリフが出るまでどちらが味方なのかわからない描き方が好き。

最後T-1000がバイクに乗ってビルに乗り込む時にタイヤが燃えているのは、序盤のトレーラー(?)でのチェイス後に転がり出て
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ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(1992年製作の映画)

4.5

色々なバージョンがあるけど、個人的にはナレーションはない方が物語に深みが増すように感じる。

セバスチャンに会った時に、ロイが「プリスが死んでしまう」ということしか口にしなかった辺り、すごく仲間思いな
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

3.0

一度しか見ていないのに、あの歌声が耳に残って離れない。
冒頭の、青空と美しい家、花々の光景も目に焼き付いている。
それだけ、印象深いということか。

虫のシーンは、レビューとかであらかじめ知ったから覚
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プラトーン(1986年製作の映画)

5.0

敵だからといって完全なる悪として描かれているわけではなく、主人公だからといってヒーローとして活躍するわけでもないあたりに好感。
「悪」という面では、敵よりもむしろ味方の悪を徹底的に描いていたと思う。
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.5

解説の「“夢と現実の物語”ではなく“夢と悪夢の物語”」という話が印象的だった。
聞いた当初は「現実の要素も強いから、夢と現実と悪夢の話では」と思ったけど、考えてみれば、主人公にとっては「現実」も「悪夢
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.0

あらすじを読んで、主人公が謎を追いかけていく辺りとかが、なんとなく「アンダー・ザ・シルバーレイク」っぽいなと思ったんだけど、実際に見るとそれほどでもなかった。
でも現実と妄想の境目があいまいになってい
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.0

この作品のせいで幼い頃悪夢を見た記憶があるから、なんとなく嫌なイメージを引きずったままだったんだけど、今見るとギズモがかわいらしすぎて癒しの作品だった。
歌ってるところとか「バンビー!」とか、もうかわ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

昔バレエ習ってたから懐かしかった。
白鳥の湖の曲が心に染み渡る。

時間の経過の表現が好きだった。
中盤で冬になるところと、最後の電車がホームに到着するシーン。
流れるように幾月か、また14年間を過ぎ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

いい意味で裏切られた。
鑑賞前は(若干表現悪いけど)無名の女性がスターになる成功物語、ただのキラキラしたシンデレラストーリーだと思っていた。
けど実際に観てみると、賞受賞という一定の成功を収めた後も物
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

クイーンのことは今まで何も知らなかったけど、知ってる曲が何曲かあったからどことなく嬉しかった

メイズ・ランナーのエイダン・ギレンが強制的に車から降ろされるのが不憫

この作品が中だるみせずに済んだの
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ゲド~戦いのはじまり~(2004年製作の映画)

1.0

原作では肌の色が黒いはずのゲドのキャストを白人にしたのがなによりも許せない。
ゲド戦記はその設定にも、作品的に大きな意義があるのに…。

ゲド戦記原作の1作目と2作目を混ぜて作ったような内容。
ジブリ
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わが街(1991年製作の映画)

4.5

人種問題や治安の問題を取り扱った作品。
特にアフリカ系アメリカ人が出てくると、画面見ながらでもいつ銃声が聞こえてくるのか不安で、ずっと身構えてしまうくらいの緊張感があった。
これが実際に起こるのだと思
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

3.0

ずいぶんと前に観たきりだけど、それでもあの息苦しさはまだ記憶に残ってる
個人的にショックだった箇所は、序盤の授業のシーンかな
あんな風に見本として使うなど…
あと見世物小屋の描写もしんどかったな…

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あのナギニはずるい(褒めてる)。
クリーデンスが前作よりもイケメンになった気がする。
でも今作1のイケメンはリタだったと思う。

冒頭、リタの「私もいたずらして一緒に居残りになったの覚えてる?」に対し
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セールスマンの死(1951年製作の映画)

4.0

この作品で特に印象に残ったのは、子どもに夢を押し付ける親の姿と、この家庭が社会の消費サイクルの中に見事に組み込まれてしまっていること。
長男の「僕はこんな人間なんです」という悲痛な叫びが心に刺さる。親
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

4.0

ビビアン・リー、この時結構歳いってるとのことだけど、そんな風にはまったく見えない。
繊細で弱く、すぐ崩れそうな精神状態にある女性を見事に表現していて、この人はやっぱりすごいなと感嘆。
今作のブランチと
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エリザベス 神なき遺伝子(2014年製作の映画)

3.0

結局イーサンは何だったんだろう…?
てっきりクローン人間と関連していると思ってたんだけども、違うのか…?

博士の「この子のどこが恐ろしい」みたいなセリフが心に残った。
あと、ビデオを録画したのも、子
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遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.0

授業とレポートの関係で鑑賞。

アメリカ東部へ渡ったアイルランド移民は差別され、過酷な環境で労働に従事しないといけなかったという背景知ってから観るとなおいっそう理解が深まって良い。

土地のレースの描
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.0

なんだかとても不思議な作品だった。
見終わった瞬間は、それぞれのシーンが頭の中でバラバラでまとまってなかったけど、後からじっくりと考えると色々なつながりが見えてきそう。
冒頭で木から落ちたリス(?)と
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.0

個人的に、過去に戻る話は、「過去に戻っても未来は変わらない」ではなく、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』みたいに「過去に戻った時の行動が未来を大きく変え得る」って方が好きだから今作も好みだった。
今ま
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

3.0

プロフェッサーXというと、車椅子のおじいさんってイメージしかなかったからなんかもう新鮮。

なんとなく、プロフェッサーXは理想家なところあるなと思った。人間と分かり合えると主張するところとか。
人間と
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.0

バイクのシーンが格好いい。

最後の「悪人だけ」は、あれでいいのかと思った。
アメリカは州の半分が死刑廃止で、死刑制度も批判があるというけど、「悪人は殺してもいい」はそれにつながるのではないかと…?

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.0

悪役かなと思ってた人がみんな割といい人。
先生が生きてたのは奇跡だと思う。

インビジブル(2000年製作の映画)

3.0

「見えない」ということでだんだんと壊れていく人間の描写が丁寧だった。

ザ・フライ2/二世誕生(1988年製作の映画)

3.0

1作目の印象が強すぎて、前作よりも劣っていたという感想しか覚えていない…のでまだ鑑賞し直したい。
ラスト、それでいいのか?ってなったことだけは覚えてる。あと冒頭の出産シーン。

ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.5

鑑賞したのはもう何年も前でしかも1度しか観ていないのに、昨日観たばかりのように鮮明。
ラスト5秒のあの感動を超える作品には、今後何十本映画を観ても出会えないんじゃないかと思ってる。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

野球中継のシーンが心に残って、鑑賞から何年も経った今も鮮明に覚えてる。

ラストの主人公に対する処置は恐ろしかった。実際にあんなことを行なっていたのだろうか。
だからなのか、友人のあの行動も、恐ろし
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.0

こういう系は正直苦手なところがあるけど、デル・トロ監督だし、諸々の事情もあって鑑賞。

右脳と左脳の設定は面白いなと思った。
あと学者2人組が地味に好き。
イドリス・エルバがカッコいい。

歩く原子炉
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ジャックと天空の巨人(2013年製作の映画)

3.0

よくもまああのジャックと豆の木の話をここまで壮大な物語に仕上げたなというのが1番の感想。

ユアン・マクレガーが相変わらずカッコいい。

冠は、あれでいいのか?ってなった。史実とか色々考えてはいけない
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十二夜(1996年製作の映画)

4.5

最後の真相が明らかになるシーンは最高。
「どうして2人いるの」までの流れとか。

ヴァイオラの男装素敵だった。
フェステの歌声が素晴らしかった。

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.0

ゴジラは幼い時にメカゴジラと戦ってる映画見ただけで、記憶にほとんど残ってないけど、なんとなく何かが違うような気がした。
サリー・ホーキンスは今作みたいなポニーテールかわいいなと個人的には思った。

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