ティオさんの映画レビュー・感想・評価

ティオ

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13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ(2004年製作の映画)

4.0

スッキリとして観やすいラブストーリーでありながらも、自分にとっての幸せとは何か、幸せだと信じて今までやってきたことは、実は自分に合ったものではなかったのではないかという問題提起もある作品

現実の自分
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.5

作品全体に哀愁が漂いつつ、同時に人間の底力も感じられる作品。
悲しみに暮れ、沈んだ心を抱えながらも、次々に降りかかる困難に何とか立ち向かおうとする、登場人物たちの芯の強さに感銘を受けた。

前作主演の
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

予告編の主題歌が気に入って鑑賞。
賛否両論分かれていて、特に否の感想が多い印象だけど、個人的には大好きな作品。

特に好きなのは、終盤でオリジンを晒しながらも歌い上げたすずをクジラが持ち上げて、すずが
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風に乗る(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

すごく神秘的な空間。こんな悲しい終り方でいいのか?
わざわざお弁当を準備していた辺り、おばあちゃんは最初から2人揃って脱出することは不可能だと悟っていたんだろうけど、エンジンを無くした状態だと地の底で
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ループ(2020年製作の映画)

3.0

レネーを理解しようと寄り添うマーカスの優しさが良い。親友になったとわかるラストのカットもいい。

障がいを抱えた子の描写が凄く上手い。
当人の視点になった際に、視界がクリアに見えないことで不安感を表し
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ハイタッチ(2019年製作の映画)

4.0

登場人物全員がロボットで、人間等の動物が全然いない世界でも、階級社会になっていたのが印象的。
主人公たちの望みが“自由な生き方を求めて”とか“虐げてきたものに復讐を”ではなく、ただただ友人とハイタッチ
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猫とピットブル/キットブル(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

象のぬいぐるみと戯れる猫かわいい。
猫とピットブルとの距離感が、猫が心を開くことで段々と近くなっていくのがほっこりする。

2匹で柵の外に脱出した後、人間からも身構えられる風貌のピットブルでも、猫と一
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月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

神秘的な世界観の作品。
“月の形が変わる”ことをこういう風に捉えると、なんだかほっこりとした気持ちになれて良い。
もし今後幼い子どもに「月の形が変わるのはどうして?」と聞かれたら、「月の上に降り積もっ
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バオ(2018年製作の映画)

3.0

最終的な着地点は温かくてホッとするけど、終盤で母親が思い悩むあまりに取った行動が衝撃的で、心苦しいイメージがずっと付き纏ってしまっている。

母親の苦悩が手に取るように想像できてまぁ辛い。
最終的に行
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ひな鳥の冒険(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ひたすらひな鳥がかわいい。
ウキウキで母鳥からの餌を待つ所かわいい。
ヤドカリの真似して砂の中に潜るのもかわいい。

最終的に夢の中の出来事だったけど、実際に体験したことを思い返してワクワクしていたの
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

新・魔法界シリーズ3作目。
GWということもあり、劇場が本当に満員でびっくりした。
普段、観客がほとんどいなくなった上映終了間際にギリギリ滑り込みする人間だから、尚のこと…。

ジョニー・デップが裁判
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.5

10年程前にちらっとアニメを見ていたくらいのコナンにわか勢だけど、とても楽しかった!
これを機に(せめて)劇場版は履修しようかと思ったくらい。

元々アクション映画は大好きで、よく作中に爆弾も登場する
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

4.0

意外と大人泣かせの作品。
子育て世代、子育てを経験した人々にはすごく刺さりそう。

想像以上にアクションが鮮やかで楽しい。
特に序盤のお母様(忍者)の傀儡戦闘が格好良い。

中盤の謎のイケメンのシーン
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

元々自覚はあったけど、個人的にダークネスな話が大好物らしい。
ストーリーも主人公の背景も暗い上に画面も暗い、けどそれが好き。
他の方々のレビューが辛口を通り越して酷評だったからどうなることかと思ったけ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

個人的にすごく好みの作品だった。
最初は3時間超という上映時間がやや不安だったけど、冗長さなんて全く感じない没入感がある。

私自身はバットマン作品をしっかり見たことがなかったけれど、それでも問題なく
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

3.0

Disney +配信画面をサーフィンしてたら偶然発掘して鑑賞。
時間も全体で6分間だけだから、「助けを求めてもいいんだ」というメインのメッセージだけが前面に押し出されていて、シンプルで片手間に観るのに
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

自分には正直あまり刺さらなかったけど、同じような境遇の人には刺さる話だろうなと思った
他国に移住した人、事業が上手くいかない人、介護に直面している人ーーそういった人々は共感できるだろうと容易く想像でき
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セッション(2014年製作の映画)

4.8

ミュージック作品としても人間ドラマとしても傑作
ジャスバンドにのめり込んで、恋人も家族も自分自身をも投げ打つ主人公の狂気がすごい

自分自身も過去に楽器を扱っていた経験はあるけれど、主人公アンドリュー
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

4.0

想像していた以上に実写すぎる実写
これは映画エイリアンか?と思うシーンもあり
ゲームのモンハンライフは楽しいしカッコいいけど、現実だとこんな感じなんだろうなと思った

モンスターの造形が凄すぎて満足
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.5

気になっていたアイルランドのアニメ作品2作目。
本が好きな自分は、書のために奔走する主人公ブレンダンの姿に好感を持ったけど、そんな温かな感情を持ってはいけないよなと思うほど、現実の残酷さを感じ取れる良
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

3.0

ずっと前から気になっていたアイルランドの作品
2Dの温かさが活きている良作

母を失くした八つ当たりのように、妹を邪険に扱いながらも、懸命に妹を救おうとする主人公が良い

白いケープを着るとアザラシに
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.0

三味線を弾いていた自分には嬉しい作品
紙人形で作ったような世界造形も気にならなかった

三味線の音色で物を操る能力が中心なのかと思いきや、前面に出ているのは人々の絆の強さ
でもそこが良い

猿と虫侍の
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.0

何かの原作を基にして作った作品だなと思いながら観てた
ストーリーがブツ切りになってポッ、ポッと進んでいるような感覚

過去に映画館の予告編で観た、主人公が色彩豊かな異世界の中を駆け抜けていくシーンが印
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

3.5

水と砂の描写がすごいと聞いて鑑賞
アニメ作品、特にディズニーアニメにはなかなか食指が動かない自分だけど、観に行ってよかったと思った

まず東南アジアを思わせる世界観が最高
アジア文化大好きな自分にはぴ
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.0

YouTubeの映画紹介動画で気になって鑑賞
最初から最後まで独特の雰囲気が漂う不思議な映画

一応主人公となる人物はいるものの、全編を通して影が薄く、あくまで村人たちそれぞれが主役という印象
それも
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

失礼ながら、想像していた以上の良作だった
もしも未来がわかったらーー多くの人が、忌まわしい未来を変えるであろうところを、主人公は変えずにそのまま受け入れるのだろうと予測できてしまう、あのなんとも形容し
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

私自身、ゲーム大好き人間で、FPSのものも好きだったから、この作品も観ていてすごく楽しかった
でも、画面酔いしやすい人は観ない方がいいかも
画面酔いには結構強い私でも、これはキツいなと思ったくらいなの
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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.0

まぁまぁ原作に基づいていた1作目とは打って変わって、オリジナル要素のかなり強い作品
好き嫌いは、かなり分かれるかも

1作目と同様、年頃の若い娘であるからにはという世間の押し付けに抗うアリスには、勇気
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

有名作だから期待値高めで鑑賞始めたけど、上司ミランダのパワハラっぷりが凄すぎて引いてしまって、そこまでハマれなかった
音を上げかけた主人公アンディを諭すシーンあったけど、全然共感できない
だって指示内
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魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

2.5

アン・ハサウェイが観たかったのと、原作者ロアルド・ダールの作品は(この『魔女がいっぱい』はないけれど)何作か読んだことがあったから気になって鑑賞。
児童文学好きの自分だけど、個人的にはあまりはまらなか
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

5.0

最高。
元々期待値かなり高めだったけど、それを遥かに上回る傑作。

なんといってもアクションシーンが秀逸。
ナルトみたいと言ってる人がいたけど、確かになと感じた。

ストーリー展開もいい。
敵か味方か
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ファンタスティック・フォー(2015年製作の映画)

3.5

2005年版のファンタスティック・フォーを観たことがあったから、リブート版も観てみたいと思って鑑賞
評価低い理由はよくわかるけど、個人的には嫌いではなかった
シリーズの完全なる序章、もしくは番外編みた
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

題名どこかで聞いたことあって気になったから鑑賞
何でそんなに有名なのか知らなかったけど、なるほど、演技か

サスペンスっぽい印象醸し出しているけど、その実ヒューマンドラマ
事件を解決して幕を閉じる系の
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ジャック&クロックハート 鳩時計の心臓をもつ少年(2013年製作の映画)

3.0

配信サービスのおすすめで出てきて気になったから鑑賞
何気にフランス語音声のアニメ映画観るの初めてかもしれない

ファンタジックな印象醸しているのに音楽がかなりメタリック

目の悪いミス・アカシアが、メ
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デッドプール2(2018年製作の映画)

3.5

ラッキー人間のドミノが好き
「ただ運がいいだけ」なのが、アクション映画でこんなに映えるだなんて思いもしなかった

炎を操るミュータント少年のラッセル、未来から来たケーブルと、主人公との関わりの変化が意
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.5

グロいと聞いていたけどわりと平気だった
他の方々も皆言っているけど、観客に唐突に語りかけてきたり、他の映画作品や俳優の名を引き合いに出してきたりしたシーンがツボだった
あとオープニングロールが好き
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