yさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.5

たしかに良かった!

彼女への愛の芽生えは、ラテン語救出とアクアリウム設営という行動で表現されていた。

振られた彼女への途絶えない愛情と、友達ではいてくれるよね?
が後々さらに苦しい体験を生むのは私
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

2.0

宮城県民からすれば「ダベダベ」うるせえんだよくそが

演奏シーンでCG使うほどの熱量で作られたアニメなんだとおもって感情移入する気にならない

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.0

クラブで出会った男に「どうか電話を下さい」という置き手紙を置いてしまうところ

給料で買ったドレスが赤色で妙に派手で、案の定「売春婦!」と母のヒモ再婚相手に引っ叩かれる

処女の泉(1960年製作の映画)

3.9

木をぶっ倒すカット

とにかく静かなベルイマン作品は北野作品に通ずる美学を感じてカテゴライズしている

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)

3.2

主人公、ナイフで手を切る
ドラ「昔ながらの手当をしよう」
主人公「結構ですよ」
ドラ「ああ、、」
ドラ、手に飛びついて吸う。
主人公、振り解く。
ドラ「いいかね、こうするのが一番だ」
主人公「…」
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インセプション(2010年製作の映画)

3.2

夢が覚めた時のフワフワした感覚と安心感と孤独とは違う孤立を表現するため、

夢の中では時間の流れが遅くなることを利用し、渡辺謙をおじいちゃんにした

夢が現実かの判断のためにトーテムなる道具を設定して
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.7

悲しい物語を撮る時、その映画に映っている人物は意識的に、おバカだったりお笑いを友人や恋人とやっている人に設定する必要がある。

そうして、アホくさいしんみり映画ではなく、生きている人が映る映画になる。
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復讐 THE REVENGE 消えない傷痕(1997年製作の映画)

3.2

車に乗る4人を、先導する車の高いところから抑えるショット。二つの車は自由に曲がることを繰り返す様が楽しい

妻の殺害を企んだ黒幕を自力で探す男(元刑事)、不正換金の大元を探す刑事、の2人が情報提供をし
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.2

人物が喋らない、すると観客は耳を澄ませ、顔を凝視する。

しかし北野映画の人物はほとんど無表情で、何を考えているかわからない。急に笑ったりする。

あの死んだ刑事が兄だったこと、あの女が妹だったこと、
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

・ボクサーが八百長の約束を裏切り、対戦相手を殴り殺してそのまま逃げる。親父の時計のエピソードからのその時計取りに帰ると、八百長を約束したギャングと鉢合わせる。逃げて入った銃器店が穴セックスのために男を>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

4.5

何か重要で長く続くものの一部になりたい

とんでもない大失態と、凄まじい大成功と、乱行と薬物と自殺ぜんぶ込みでハリウッドでさーねぇ



結婚に繋がるシーンのメキシコ主人公の顔アップは真っ赤なライティ
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清作の妻(1965年製作の映画)

4.2

目暗になって、孤独を知り、1人残される女の辛さを知る。
そして、自分の目を突き刺した女房を許す。

全体志向から個人志向へまるっきり人格が転換していくために、盲目化という絶対的な身体変化を利用した脚本
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.2

冒頭、いとも簡単にカラオケに2人がいる状態ができあがってしまったのが気に入らないけど、、、

ラストシーン、ただの勘違いで胸熱な紅を歌い上げ、実は狂児は生きていて、あんなに大事そうな合唱祭をむだにすっ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.0

ミッドサマーより気持ち悪いかった

映画づくりにおいて、ギャップを生み出すことの重要さについて考えていた自分にとってこの映画は恐怖と画面の美しさ(風景の美しさ)のギャップによって成り立っているように思
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.6

夫人やその周囲は辛そうに、心配そうに、優しく見つめて気を使うけど、

本人はずっとふざけている冗談ばかり言っている。

悲しい話ほど、本人は必死にふざけている。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

2回目

素晴らしかった。1回目とは受け取る「量」が違かった。

悲しい映画を撮るためには、登場人物はずっとふざけていなければならない。

楽しい映画を撮るためには、登場人物はずっと悲しそうにしていな
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ブラウン・バニー(2003年製作の映画)

4.0

説明しない、ただ初対面の女の子にキスをして気をひいては、悲しそうにして置いていく、を繰り返す。

最後にデイジーと何があったかネタバラシ。

回想

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.4

作品の最後に主題を浮かび上がらせるように、全体をさらっていくように、ある人が昔に書いた文字を読み上げていく。ケイコと同じ構造

贈ること、に溢れた世界…「たまにうぜえやついるからこの人物登場させとくか
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

たまにいるなんか距離感のおかしい奴が

種明かしなく下半身付随付与の能力

「どちらの子供の方が優秀だと思いますか?どちらかひとつをえらぶなら」と担任の教師に聞きに行く

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

素晴らしい

やばいよ映画監督になりたい理由が、成功という目的観に取り憑かれたものだとしたらその先にあるのは自殺だ…

映画づくりそのものが大好きかどうか常に自分を見張ってないとな…成功に取り憑かれて
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.4

リアクション演出が上手な印象でした、そうそうリアルは思ったよりリアクション薄くて外に向いてない本気の焦りなんです

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

4.9

誰にも感情移入せずに泣いた。
「ついにみてしまった…」という謎の感覚で、打ちひしがれた感覚で。

なにもかもが

ちょっともう

作品性といえばいいのかなんなのか、作品そのものに殴り殺され心臓の裏にぎ
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Here(2023年製作の映画)

4.5

hereってタイトル!!!


まず、なんか音と映像をずらすため(映画全体の主題ずれを意識させるために)に風景カットを挿れている印象があって、、

やけに聞いたことない多種の鳥の囀りがする………
ゴォ
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