achanさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

4.0

🛩🏜

理不尽に苦境を強いられても
地の果てまで追いやられても
屈しない男、恩地。

彼を軸に日航機墜落事故を通して
社会・企業の身勝手さや不条理を、
これでもかと鮮明に描く。

初めは、信念を貫く余
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

🪦

率直に、震えた。目を逸らしたくなるが、拳を握ってでも全て目に焼き付けるというルールを自分に課して、観続けた。

これは全人類が観るべきだと教えてくれた友に感謝。本当にその通りだった。

軍事産業
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ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.5

ありきたりのホラーになってしまった、、
オリジナルファンとしては悲しい。

スティーブンキングに聞いた訳じゃないから本当のところは分からないけど笑、

これは「死」をきっかけに傷つけ合い壊れていく家族
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

🎂💡

映画らしい映画の面白さと
断続的にくる緊張感で、
あっという間の2時間チョイだった。

あらゆる悪の卵みたいなものが
さり気なく沢山転がってて

社会の矛盾や脆さへの風刺も鋭い。

キャスト・
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スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

ツッコミどころ満載。
どこかで見たな〜のオンパレード。

これはこれと割り切った方が楽しめたかな笑

"義足"故に生まれるスリルは見応えあり。

エンテベ空港の7日間(2018年製作の映画)

3.0

テロという方法は間違ってるけど
彼らの言い分も聞こうじゃないか
という何とも挑戦的な作品。

たしかに積み重なった恨みが
大きすぎるかもしれない。

戦争や反乱を引き起こした
国家を相手にするのも無理
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評決のとき(1996年製作の映画)

4.0

⚖️

10歳の娘を汚された父の報復殺人を問う裁判。

人種差別の恐ろしさも思い知る。

報復した人は悪なのか?
報復させた側の責任は?

人が人を裁く時、何を軸に考えるかで
答えは大きく変わる、、。
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日本沈没(2006年製作の映画)

3.6

💣

タイトル通り、日本がぶっ壊れていくお話。

近年の大地震に少し似てる描写もあり
なかなかリアルで見応えあり。

アルマゲドンのような
宇宙戦艦ヤマトのような
民を守るために戦う者たちの覚悟に拍手
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母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

🔥🌾

子を信じる親としては、100点満点。

人間の都合の良さってほんとこわい。

薄暗い画面に血が滲みでてくるような
緊張感が終始漂う。

韓国らしいどろっと感がたまらない。

冒頭の母が奇妙に踊
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.5

📰

日航機墜落事故当時の地元新聞社を描いた作品。

現場に出向き、惨状を五感でとらえた
2人の記者が仕上げた記事は
生々しくも事実を懸命に伝えていた。

多くの人が命を落としたこの事故
実際、生存者
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チャタレイ夫人の娘(1994年製作の映画)

2.5

がたいの良いホラン千秋が
かつてママの愛人だった相手に
ツンデレを繰り返すお話。

ホランさんすいません。
でもそっくりなのよ。笑

全体を通してエマニュエル夫人ぽい。

でもエマニュエルさんは
なん
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ブタがいた教室(2008年製作の映画)

4.2

🐖🏫🍅

率直に見て良かった。

"命あるものを頂く" 問題に
真っ正面から向き合う作品。

全力で向き合う子供達の姿に
何度もボロボロ泣いた。

毎食発する「いただきます」
という言葉の重みを
いま
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アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

4.0

🌼

失敗が許されない緊張感。

派手な演出も最低限
リアリティあって良かった。

ピンチも難なくかわす
頭キレキレのイーストウッド氏
めっちゃかっこいいw

脱獄に必要なもの:知識、友人、覚悟、運
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エデンの東(1954年製作の映画)

3.6

🌱

"人とは"を考えさせられる作品。

家族だからこそ、複雑に絡み合っちゃう時ってある。他人なら割り切れるのに。

人は求められてこそ、生きていけるのかな。

登場人物らを見ていても、
正か悪の二択
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.3

🌋🚚

訳あって治安最悪の地に生きる4人の男が
大金を得るために"仕事"を引き受けるお話。

半分くらいまで観ても
なんの話かサッパリだけど、w

最後まで見届けたら
あ"〜なるほど、となります。(頑
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臨場 劇場版(2012年製作の映画)

2.9

🥃

ドラマでお馴染み「臨場」の劇場版
(と言いつつドラマは観たことない←)

刑法第39条に守られる者、振り回される者、様々な人間模様を絡めてる。

ただ生意気なこと言うと、、
回収してほしい要素が
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老人と海(1958年製作の映画)

3.7

⛵️

淡々と進むストーリーに込められた人生の教訓。

人生は良いも悪いもある
無茶しても長くは続かないし、
代償も伴う、、けれど
冒険しなければあの大物とは出会えなかった

それを老人と海だけで表現
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.0

🇮🇹🥀

ボスとして、父として、
必死に生きてきたマイケル。

家族や部下はいるけれど
いつも孤独だった。
偉大な父や先輩らと何が違う?

灰色の頭を抱え、悩み続けていた。

妻や息子が自分と関わらず
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おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

🖼💍

"家に入った泥棒と手を組む"

とんでもない設定も何のその
映画らしい映画に仕上がっていて、

特に閉館後の美術館での一夜は
ハラハラドキドキ。

中にいる状態で施錠されてしまい
鍵も外!それ
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慕情(1955年製作の映画)

4.0

🦋

オープニングで全てを悟ってしまった。。

それほどに作品とリンクしてる
素晴らしいテーマ曲。

壮大な愛を連想させる一方で
物悲しい雰囲気も併せ持つ

二人の熱い想いと運命の儚さ

国も出自も関
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卒業(1967年製作の映画)

3.5

🍸🥀🚌

色んな意味で衝撃的な一本。

この時代が放った
ただならぬ雰囲気を
少しだけ感じとれた気がする。

サイモン&ガーファンクルの
どこかふわっとしていて
でもなんとも言えない気持ちになる
あの
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GSワンダーランド(2008年製作の映画)

4.2

🎸🌈

あ〜笑った笑ったwww
いかにも昭和!なキャラが
見ていて楽しすぎる。

サントラも抜群に良い
本当にヒット飛ばしてそう。

一番好きなところは
タイツメンの特集コーナー

ナレーションがポイ
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

4.0

🎨🍾🌹

障がい者だから○○という概念を
吹っ飛ばしてくれる男の物語。

本人も勿論すごいのだけど
これ演じた俳優さんも凄まじいよ。
あそこまでなりきれるって凄い。

彼以上に彼の将来を決して諦めず
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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

5.0

🧳🥕🎺

また一つ傑作に出会えた...!

登場人物の一貫した個性
配役、脚本の面白さ
物語の運び方
どれも文句のつけようがない。

エリィ嬢のわがままっぷりも
途中からしょうがねぇな〜に
なってくる
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.2

🍋🔪

マイケルと対比するように
パパの顔利きになるまでも描かれて
1のファンをより魅了させる仕上がり。

パパを演じたロバートデニーロの声が
あの声そのものでびっくり。
役者って凄い。

殺人を犯し
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氷の微笑2(2006年製作の映画)

3.0

🚬

冒頭から喘ぐキャサリンに
あんたも好きね〜と見守ってたら
まさかの事件発生。

仕掛けたのか?偶然か...?
またもや精神鑑定される彼女だが

今回はその鑑定医をロックオン。爆

でもキャサリン
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氷の微笑(1992年製作の映画)

4.2

📚🩸

秀逸!どエロサスペンス!
火遊び大好きマイケルダグラス。

美女を誰より警戒していた男が
一番どっぷりハマっとるやないか。

皆さんのレビュー、特に男性陣
正直な感想が多くて面白いww

男性
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ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.7

🌋🧬

4作目を飛ばして見てしまった本作。
シリーズものはやはり順番に見ないと
モヤモヤします。(自業自得)

人間の愚かさに振り回される恐竜たち。

絶滅した恐竜を復活させた時点で
それは始まってい
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.4

🌬
前作を見ておいた方が
あのホテルに戻ると聞いた時の
冗談だろ...?感は格別かと。

ただそこまでが長い!
シャイニングとは何ぞやというのを
やってくれるわけだが
ホテル行く理由がわかるまで
なん
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サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

3.4

🖼🩸

直視できないようなシーン
多々あり。あの歌もこわい。。
が!!!
憎たらしい犯人を突き止めるまでは
こちらも引き下がるわけにはいかん!
と謎に燃えました←

全てがわかったときに
色々と納得が
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

3.4

日本人の描かれ方、、
実際はもっとひどかったんだろうけど。

犬と中国人は入るなって看板
上海バンスキングでも
出てきたけど本当にひどい。

複雑な時代背景はあるものの
全てはリー様の卓越した技が
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.9

🌜🇫🇷🌛

"あの時代に生まれたかった"

20代の私は'70に憧れるけど
そこを生きてきた親は
そんな良いものじゃなかったよと。笑
自分は50年代のアメリカに
生まれたかったと。笑

劇中と全く同じ
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.2

the スプラッター映画🩸

死霊と言いつつ
人間の良心との戦いでもある。

はじめはオエーッとなるけど
目が慣れればこっちのもんです(?)

カラコンが見るからに分厚くて
役者の眼球を心配してたら
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キャリー(1976年製作の映画)

3.8

💄

キャリー自体に最初はびびってたけど
原因を知ってからは
キャリー応援隊になりました。←

プロムはとても純な時間で
ホラーってことを忘れるくらい。

クソビッチとジョントラボルタもどきめ。
と思
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.4

🩰🚪🩸

芸術性の光るイタリアンホラー!

序盤からエンジン全開。

恐怖を煽る音と色 × 直球的な怖さ
=なかなかの見応え◎

血がなんともチープなのが
怖すぎなくてちょうどいいw

集合体恐怖
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0



一度きりの限りある人生なのに
果てしなく続く険しい道のりに思えて
人生そのものが嫌になることもある。

そのさえないと思ってる人生
視点を変えてみたら何か見えてこない?
と問いかけてくれる作品。
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