anponさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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仕掛人・藤枝梅安2(2023年製作の映画)

3.5

「仕掛人・藤枝梅安」のたぶん1巻から2作ごちゃ混ぜにしたようなやつ。
前作よりは映像が気持ち悪くなくなっていてホッ。
話を混ぜてるからしょうがないけど、少し散漫な印象を受けた。
それはそうと、エンドロ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

死期が近づいた肥満マンの5日間。
大体現役時代の小錦くらいの身長体重。
と聞くと結構動けそうと思ってしまうけど、こちらは脂肪の塊です。

ミッキー・ロークも復活させたアロノフスキーだけにわくわく鑑賞。
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.5

会社員が自宅をラブホ代わりに上司に貸し出ししてたら意中のエレベーターガールも使ってたことを知ってしまい…。
というひどい話だけど超絶センスの良い脚本で下品さが出ない奇跡的な作品。
昔学生時代に観てその
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

10代の少年3人が日本最高峰のジャズクラブでの演奏を目指すお話。
正直作画レベルはイマイチ。
でもライブ中の表現が面白くて好感が持てる。
あと何と言っても上原ひろみの功績がでかすぎます。
ぴったりな曲
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

ショッカーをやっつけるアレ。
思ってたより血しぶき系で最初びびる。
あらら、1号2号戦は仮面ライダーというよりドラゴンボール状態ですね。
庵野の好きなことやってます感は清々しいです。

冬のライオン(1968年製作の映画)

3.5

仲良し一家のハートフルストーリー。
クリスマス映画として幸せな家族に観てもらいたいですね!

んなわけなく、英国王室のハリメガのあれこれなんて可愛く思えるヘンリー2世のギスギスお家騒動。
キラキラなテ
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メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

3.5

メグレ警視が若い女の死を捜査する(直球)
派手さのない静かなミステリ。
ストーリーよりもジェラール・ドパルデューの体型の方が見ててハラハラするくらい。
全体的に丁寧に作りだけど展開はやや急いでる感じが
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.5

フェイブルマン一家のあれこれ。
一つ一つのエピソードはとっても美しいけど、ちょっと弱い印象。
スピルバーグの十八番・子供の絶叫と、ラストシーンはめちゃ良いんだけどね。

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

トランプの大富豪実写版、いや違うけどまさにそんな感じ。
どの層に対してもキレッキレな火の玉ストレートをキメるオストルンドと、富裕層の方々の船内での熱演がヤバい。
汚いものをたーくさん見るハメになるけど
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

親子喧嘩のちっちゃい話をマルチバースで壮大に。
ダニエルズの発想力と俳優たちの熱演に拍手。
特にジェイミー・リー・カーティス、予習して行かなかったからエンドロールまで気づかなかったよ…。

ダニエルズ
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

3.5

寝台列車同室ガチャ外れのロードムービー。
お相手のリョーハが魅力的。
彼のご機嫌で物語に起伏が出て良いスパイスになっていた。
オリ・マキも良かったし、クオスマネンは期待の監督だなぁ。

別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

男が転落死した事件を追う刑事と、男の妻が、取り調べしてくうちにあららーっ!
パク・チャヌクにしては表現は控えめ。
でも撮影については色々と掻き立てられちゃったのか面白いこといっぱいやってます。
あと韓
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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

サイレント→トーキーへの移行と栄枯盛衰、酒池肉林(結構お下劣)。
あの映画とあの映画を足したような…。
そして「これやれば映画キッズは喜ぶだろ」的な要素もあり。
否定的な人もいるでしょうが、まんまと乗
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仕掛人・藤枝梅安(2023年製作の映画)

3.0

池波正太郎の同名人気シリーズより、第一話を膨らましたやつ。
ここ数年で池波はそれなりに読んだので映像作品もということで。
インスタで無駄な加工をしてどぎつくなったかのような色彩の映像が2時間超続くのは
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

アイルランドの島にて繰り広げられるおっさん2人の内戦。
ひっどい負の連鎖。
鑑賞後に考えていくうちに評価が高まってきた。
観てる間は★3.5くらいかなーの印象だったのに。
マクドナー作品はそういう力が
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ブレージングサドル(1974年製作の映画)

3.5

黒人保安官が、一儲けを企む悪者から鉄道開通予定の街の住民を守るお話。
展開の仕方が実にメル・ブルックス的。
映画愛にも溢れてるよね。
そっち系のネタで一番笑ったのはランドルフ・スコットでした。

モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.5

モリコーネのドキュメンタリー。
トルナトーレなのでモリコーネ愛でいっぱい。
映画以外の音楽と、恐らくイタリアでは有名であろう日本未公開映画(結構多い)の音楽を聴けた点は良かったです。
作曲家としては極
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

やばい羊映画。
それはやばいでしょと思ったけどやっぱりやばかった。
よくこんなの思いつくなぁ。
技術の進化をこういう方面に使うとは。
ボーダーコリーと猫が可愛いことだけがオアシス。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

湿地の娘が青年殺しの嫌疑をかけられるお話。
ミステリ控えめ、ラブのが多め(『地上より永遠に』かいとつっこみたくなった)
エンドロールのテイラーの歌まで含めて楽しめて良い感じ。
1番の主役は人ではなく湿
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ヒットマンズ・レクイエム(2008年製作の映画)

3.5

殺し屋2人のブルージュ観光。
マクドナーの後年のキレの良さを期待するとちょっと肩透かしを食らうけど、脚本はやっぱり上手い。
真面目にやってるのかコメディなのか分からないスレスレのところを狙うバランス感
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ロミオとジュリエット(1968年製作の映画)

3.5

シェイクスピアの有名なアレ。
主演二人がパラマウントを訴えたので万が一観れなくなったらと思い鑑賞。
ストーリー分岐をことごとく間違える系の悲劇で好みでないのは明らかだったけど、やっぱり苦手なやつ。
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

聴覚障害を持つプロボクサー、ケイコの日々。
ボクシングの音が最高のBGMであることは、例えばフレデリック・ワイズマンの『ボクシング・ジム』なんかで証明済みだけど、本作を観てより確信した。
ロケ地いいと
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

部長説得系社畜タイムループもの。
発想の勝利って感じの小粒の良作。
小ネタもいちいち面白い。
だが炭酸味噌汁は飲みたくない。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.0

アバターinラッセンの絵っぽいとこ。
きれい、長い、くどい、どこの家庭も嫁が強い。
この方法使えるなら無限にシリーズ化できそうだなぁと思いながら観ました。

そばかす(2022年製作の映画)

3.5

アロマンティック・アセクシャルの主人公が恋愛や結婚を良しとする社会にうーんしつつも生きていく日常系。
説教臭さはあんまりないのでさらっと観れます。
三浦透子は良いねぇ。
『宇宙戦争』のトム推しは理解で
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ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

レッドリボン軍が復活してピッコロさんが頑張るやつ。

超(とGT)は同人誌みたいにしか思えないのであまり期待してなかったけど、超の映画の中では一番熱い展開。
ちゃんと原作へのリスペクトを感じさせてくれ
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少林寺(1982年製作の映画)

3.5

親を殺された若者が少林寺でつよつよになって仇討ちするやつ。

学生時代に観て敵も味方も倫理観やべぇと思いましたが、大人になっても同様の感想でした。
いろんな武術を見れてそれだけで楽しい。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

戦闘機でバイクでデンジャー・ゾーンで不必要な肉体美の若者たちの半裸のアレの続編。
こちらも戦闘機でバイクでデンジャー・ゾーンで不必要な肉体美の若者たちの半裸のアレだ!
オリジナル好きもマーヴェリックか
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.5

列車事故で妻を失った軍人と、同乗していた学者が復讐する。

コメディ・バイオレンスごちゃまぜ系。
何も考えずに観るにはいい。
マッツのノルディック柄セーターには萌えざるを得ない。

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.5

GUCCI無能お家騒動。

元気なリドスコ御大の様子を伺いに鑑賞。
映画自体はまあ普通かな程度だったが、前情報なしで行ったのでジャレッド・レトとサルマ・ハエックとジェレミー・アイアンズに驚いたよ。
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

舞台の演出家兼俳優が、妻を失った後広島の演劇祭に参加し、運転手をつけられる。

村上春樹の原作は短編らしいけど、約3時間の長尺に。
ということで映画オリジナル要素が強いと思われるけど、めっちゃ春樹春樹
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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

3.5

ビョルン・アンドレセンの半生を追ったドキュメンタリー。

美しすぎるが故に人生が狂うという、一般人には想像できない世界。
ヴィスコンティのところはあえて具体的に描かなかったんだろうなぁと思う。
日本人
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.0

第一次世界大戦の頃、スパイ組織キングスマン結成まで。
前ニ作のコミカルな要素は控えめにした一方で、歴史に名を残した者達の設定はだいぶ荒唐無稽。
世界史でああいうことあったよね、こういう人いたよね、の復
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

メガネスーツスパイが今度は麻薬王の野望を阻止しようとする「ダメ。ゼッタイ。」映画。
細かいことはいいんだよ感が前作より強くなってます。
ジュリアン・ムーア、ジェフ・ブリッジス、ボウリング…って、あれを
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

メガネスーツスパイがワルワルIT富豪の野望を阻止しようとするやつ。

ダニエル・クレイグ007がシリアス路線なのに対し、こちらは楽しく観れる作りに。
小ネタも多いよ。
自分には絶対合わないタイプだと分
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

TIFF2021にて。
雑誌フレンチ・ディスパッチの最終号の記事3つと編集長の死について。
ウェス・アンダーソンが好きなら好きだろうし、嫌いなら嫌いだろうなというやつ(語彙力)

どれも良かったけど、
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