真栄田さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『続・ALWAYS 三丁目の夕日』以来
16年ぶりに劇場を襲撃した山崎ゴジラ
とにかく最高だった

有難う山崎貴
有難うスタッフさん、キャストさん、その他の関係者の方々

小学1年生の夏、『ジュブナイ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.2

個人的にシリーズ最高傑作だと思う
僕が世界史専攻だったからって言うのも有るかもしれませんが
第一次世界大戦前後を舞台に、暗躍するスパイ組織同士のバトルって言う設定だけで
正直最高です

ラスプーチンの
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

良く出来てるとは思うんですが、個人的には1作目の方が好きっす

ハッタリの効いた演出や設定
そして味方サイドの新キャラは好きだったし
何でも有りに見えてしまう秘密兵器もアクションの見せ方が面白いから充
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運び屋(2018年製作の映画)

4.0

観ようと思ってたけど
なんか観てなかったヤツ
面白かった!!

イーストウッドがバリバリのドスケベ爺いなのに
キメのシーンの時は急に格好良くなるからズルいぜ

事前に予想してたよりも、かなりギャグ多め
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吶喊(とっかん)(1975年製作の映画)

3.6

幕末の動乱の中を、衝動のままに突っ走った、百姓の若者2人
1人は賊軍に、1人は官軍に付き
各々、無軌道に「面白い」と感じた事をやる

序盤は両方とも、あまり好感が持てないキャラだと思っていたが
中盤か
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次郎長三国志 第一部(1963年製作の映画)

2.8

次郎長入門者っす
正直この作品は、ちょっと合わんかったっす

後に東映ヤクザ映画で、よく観る顔ぶれの若い頃が観れたのは良かったんすけど
いまいち何処で盛り上がれば良いのかが分からなかったです

とりあ
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血と砂(1965年製作の映画)

3.5

好きなシーンは沢山有ったし、好きなキャラも沢山居たんだけど
トータルで観ると、少し散漫な印象
もうちょいキャラの人数を絞って欲しかったっす

ザックリ言うと
『独立愚連隊』シリーズをシリアス成分強めに
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どぶ鼠作戦(1962年製作の映画)

3.4

独立愚連隊シリーズ3作目
3作目と言っても
前2作同様にストーリーが連続している訳ではない

加山雄三が主人公かと思いきや
結局いつもの佐藤允が主人公で
「やっぱこうでなきゃな!」ってなった

二次大
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.5

エロい!グロい!面白い!
パッケージを見た時に期待した物が全部入ってたので満足

ラヴクラフトからインスパイアされた作品らしいけど
ラヴクラフト作品読んでないから元ネタが分からん

とりあえず
スイス
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Share the Pain(2019年製作の映画)

3.3

男女の不公平さに付いて言及した、青春ディストピアSF映画だった

小生、故有ってアナルに爆弾を抱えている身の上でありまして
正直、鑑賞中は度々、下腹部に鈍痛が走りましたが
それでも
最後までシッカリ観
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NEO PORTRAITS(2023年製作の映画)

3.3

かなり良く出来たSF短編だったっす

確かに未来の遺影って、あんな感じになりそうかも
とか思いながら観てた

どれだけ科学技術が発展しても
人間の感情の動きはコントロール出来る物じゃないのかもなぁ
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ソードキング(2005年製作の映画)

2.1

ジャケット詐欺じゃねぇか!!

16世紀中頃のシャム(タイ)の都、アユタヤに漂着した
1人のポルトガル人が、宮廷の陰謀に巻き込まれながらも
自分の父親の仇を探したり
ポルトガル人のネエチャンと良い感じ
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キングナレスワン 〜アユタヤの勝利と栄光〜(2007年製作の映画)

3.5

かなり面白かった!

ビルマ(現在のミャンマー)から支配を受けていたシャム(現在のタイ)を復活させ
シャムの都、アユタヤに平和を取り戻す英雄譚

アクションシーンも金かかりまくりのド派手演出満載で見応
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キングナレスワン 序章 〜アユタヤの若き英雄誕生〜(2007年製作の映画)

2.9

ムエタイの創始者との説も有る偉人
ナレースワン王の伝記映画
タイでは、ラームカムヘーン、チュラロンコーンと並ぶ「三大王」の1人
多分、日本では徳川家康ぐらい有名な人なんだと思う

時代設定が16世紀後
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伝説巨神イデオン 発動篇(1982年製作の映画)

4.3

すげぇ〜〜
なんじゃこりゃ
すげぇ〜〜〜

『2001年 宇宙の旅』とか
『惑星ソラリス』(設定だけ知ってて未見です...)とか
と大体同じようなテーマを、途轍もなく凄惨で壮大な戦闘シーンと混ぜこぜに
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伝説巨神イデオン 接触篇(1982年製作の映画)

3.4

TVシリーズ中盤までの総集編なので
仕方ない事だけど駆け足感は否めなかったっす

ただ
要所要所で新規カットが入ったり、台詞が改変されてたりして
TVシリーズ本編よりストーリーやらテーマやらが分かり易
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インスマスを覆う影(1992年製作の映画)

3.6

面白かった!
これも
ある意味では貴種流離譚ってヤツにジャンル分けされるんすかね

明日Amazonから原作小説届くので、早速読んでみよう

主人公の境遇が『八つ墓村』の辰弥の様でもあり、『シャイニン
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DAGON(2001年製作の映画)

3.3

この映画の下敷きになっている
『インスマウスを覆う影』は、粗筋だけ知ってたので
観てる最中
「あ!ここ進研ゼミでやったトコだ!」
的な楽しさが有った

血飛沫!乳!ゴシック建築!
ヤバめな儀式!触手!
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

あんまクトゥルフの事知らないけど、
「クトゥルフ物っぽいぜ」とか思いながら観てた

原作小説は、クトゥルフの関連作にカウントするかしないか、微妙なラインらしいけど
少なくとも、この映画はクトゥルフ物な
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!!

今まで観たカーペンター監督の作品の中でも、かなり上位に食い込むクオリティだと思ったっす

クトゥルフを齧った程度しか知らない僕でも分かるレベルの
割とガッツリめなクトゥルフ物だった
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ダーティハリー5(1988年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ最終作!
「スプラッタ映画に影響された殺人鬼を追う」
っていう設定に、なんか時代を感じる
スプラッタ映画がバリバリ量産されてる頃だもんなぁ...

ただ
中盤に登場する、有名になりたいからって
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ダーティハリー4(1983年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

個人的には1作目に匹敵するレベルの傑作だと思う
フェミニズム映画としても評価されて良いんではないでしょうか

前3作まで観てて
「面白いけど、ずっと同じパターンやん」
とか思っちゃって、4を観るまでに
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トレジャー・プラネット(2002年製作の映画)

3.2

『宝島』をスペース・オペラに翻案した作品
結構楽しめはしたんすけど
話の展開に、多少の駆け足感を覚えてしまったっす

シルバー役の吹替は
TVアニメ版『宝島』と同じく若山弦蔵さんなのでソコは超最高でし
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

3.8

気になってたけど観てなかったヤツ!
スゲェ面白かった!!

50年以上前の作品とは思えない緊迫感とテンポの良さ

ポール・ニューマン演じる主人公が、とにかく根性有りまくりで
観てると自然に応援したくな
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.8

ラスト周辺に来るまで、あんまし主人公の事を好きになれなかったけど
ソレを補って余り有る位に脚本がスゲェ良く出来てた

社内での出世を対価に、自分の安アパートの一室を、上司達のヤリ部屋用に貸し出している
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SAND LAND(2023年製作の映画)

5.0

素晴らしかった

原作は、鳥山明先生の作品の中で1番好きです
小学6年生の時、ジャケ買いして以来ずっと大好きな作品なので
正直、映画化の報道から実際に観賞し終えた現在まで、まるで白昼夢でも視ているかの
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上海から来た女(1947年製作の映画)

3.7

嫌味な大富豪のオッサンと、夫婦関係に不満を持つ、その若い妻(エロい)と
人妻に恋する若きタフガイの三角関係が主軸になっているノワール映画

ヒロイン役のリタ・ヘイワースが超エロくて
マジでファム・ファ
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少女邂逅(2017年製作の映画)

3.7

タイトルは、やや駄洒落っぽいかも笑

大人と子供の中間に居る女子高生達が主役の、若干フィルム・ノワール的な要素も有る、ややダークな青春映画

主人公とヒロインの関係が
若干『魍魎の匣』の頼子と加菜子の
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黒い罠(1958年製作の映画)

3.4

割と不快指数高めなノワール映画の古典

途中、やや退屈だったけど
ラスト20分辺りで一気に緊迫感出たので、最後らへんは好きです
あと
カメラに全然詳しくない僕でも
この映画のカメラワークは現代の映画で
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宝島(1950年製作の映画)

2.8

尺の都合でチョイ改変してるけど、概ね原作通りだった
コレ以前にも以後にも、実写映画として映像化はされているけど
多分、出崎統監督はアニメの『宝島』作る際に
多少はこの映画を参考にした部分は有ると思った
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.8

スゲェ良い映画だった

シェイクスピアの作品は、あらすじだけ纏めてある本を読むと言う
Z世代らしいファスト読書しかしてないんで
この作品に散りばめられているであろう小ネタとかは、あんまし拾えてないけど
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

3.3

沈みかけの幕府か、上り調子の薩長か
日本が真っ二つに割れていた幕末
とある超貧乏な藩に、3人の黒人青年が楽器を携えて漂着した

音楽大好き貧乏藩主が
黒人青年達のもたらした全く新しい音楽、ジャズに目覚
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

下町の兄弟たちがWARをSTOPする最高の映画

『ビースト・ウォーズ』大好き小学生だったので、当然吹替版で鑑賞し
EDがラップだった点も含めて、冷静でいられないレベルの感動を覚えた

エネルゴンとか
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.6

シリーズ3作目
今んとこ1番好きだし、なんなら最後らへんとか、ちょっと泣いてた

途中から
もうモンスター物とか超能力バトル物みたいなノリになってきて
なんかホラーとは違う趣向の楽しさを覚えた

前2
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.3

1作目の前日譚
コレも実話ベースってのが怖い

時代設定がシャロン・テート事件の直後ってのも有ってか
ロマン・ポランスキー監督の『ローズマリーの赤ちゃん』からの影響受けてそう
※未だ観てないけど

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死霊館(2013年製作の映画)

3.4

コレがシリーズ1作目か
手堅く面白かったな

アナベル人形超怖いけど、本筋にはそこまで絡んでこないのね

本編も怖いけど、エンドロール手前に入る
実際の関係者達の写真が超怖い